満月の夜、キミの手を取って

「いやです」目覚めたばかりのかわいらしい顔の姫君は、俺の顔を真っすぐに見てそう言った。

笹倉タイチ

3分 (1,424文字)

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あらすじ

満月の夜にだけ泉の底から眠れる姫君が浮かび上がる。 彼女を起こせるのは運命の人だけであり、その者と姫は結ばれなければならない。 村の言い伝えからの掟で、適齢になり姫君を起こすことになった「俺」。 初

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