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✿『龍の執戀 抗争編 お嬢様、組長の妻のお覚悟を』読了
『龍の執戀 抗争編 お嬢様、組長の妻のお覚悟を【特典ショートストーリーつき】 (ジュエル文庫)』(草野 來, 北沢 きょう 著)読み終わりました!
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前作(https://estar.jp/novels/26179568/viewer?page=109)から3年後。
成長した登場人物たちの姿がとても感慨深かったです。
特に6歳になった優くんと、新たに加わった赤ちゃん=夏恵ちゃんが可愛くて。
夏恵ちゃんが一生懸命ママのお乳を吸う姿に、我が子らの幼い頃を重ねて懐かしくなりました。
エッチなシーンではその母乳が要所要所でいい仕事をしてて…そういえば母乳って舐めてみたらほのかに甘かったなぁと思い出しました。
優しい父の顔や良き夫の顔を見せる朱鷺さんが見せる極道としての顔はやはり迫力があって。
嫉妬でひづるさんに乱暴をしてしまうシーンなんかは、そういえばこの人怒ると話聞いてくれなくなるところあったなぁと思い出させられたりして。
鳶田会長=叔父貴とのやりとりには目を瞠るものがありました。
指詰め2本の要求をされた朱鷺さんが、まさかあそこまでしちゃうなんて!と驚くとともに、そこもまた彼の住む世界がカタギとは違うんだなとまざまざと実感させられて、身が引き締まるようでした。
四十路になった朱鷺さんの色気は、若い男性には出せないなぁと思いつつ。(ますます匂い立つような〝雄み〟が出てて何度ため息をつかされたことか!)
あとがきや、おまけの旅行のあれこれにとても楽しい気持ちで作品を閉じられました。
大浴場での、真っ裸の墨入りヤクザたち数百人によるだるまさんが転んだ!とか見たかったなぁ(笑)。
鬼役をやらされた朱鷺さんがため息つくほどの絵面、絶対壮観ですもの!🤣
(2024/02/14)
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