星の川の風龍

あの子が描いた砂の絵も、死んだあの子の白骨も…みんな吹き消すのが風龍の仕事。でも風龍は決して「消した」なんて思ってない。

とかげのしっぽ

8分 (4,461文字)

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あらすじ

闇夜に浮かぶ、星の川。 そのほとりで、赤い服の少女が砂の上に絵を描いていた。 通りすがりの風龍さまは風の力でその子の絵を吹き消すけれど……? あったかくて優しい、ちょっと不思議な世界のはなし。

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