36分 (21,027文字)

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あらすじ

 敷き詰められたような川石に、何か所か黒ずんだ染みが残っていた。  血の跡だ。今日は二人の罪人が処刑されていた。  犬は、しばらくそれをなめ続けた。  やがて月を見上げ、刑場に背を向けた。

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