空っぽのわたしと歌好きの神様

豊穣祭の歌い手をやることになった私の前に現れたのは『神様』を名乗る不思議な男の子で……

北野水都

14分 (7,891文字)
妄想コンテスト『歌う』応募

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あらすじ

祖母の介護のため、母親と共に小さな村に引っ越してきた多岐川美音は1ヶ月後に開催される豊穣祭の歌い手を引き受ける。 下見を兼ねて訪れた神社で試しに歌っていると不思議な男の子に声をかけられた。人間ではない