皐月・一葉

1/1
前へ
/30ページ
次へ

皐月・一葉

和歌一首…皐月・一葉 晴れやらぬ濁りし憂き世生きしかは青空澄みし皐月に生(あ)れしを 詞書:この和歌はツイッターで映画『にごりえ』(樋口一葉原作/今井正監督/文学座・新世紀映画社)が1953年にポーランドで上映されたと、そうツイートされていたので、思わずそれに自作の和歌を添えて返信したものです。「…往時はどんな反応だったのかなあ?興味深々」というコメントも添えて。一葉と聞けば居ても立ってもおられず返信したのでした。その日は5月2日で一葉の誕生月も5月・皐月でしたから上記の和歌を詠んだ次第です。それにしても主演の淡島千景はお力(畢竟一葉自身)の鬱屈をよく演じているように見えますね、下の写真を見れば。👍 ※一葉恋慕の余りに書いた我が拙作です。↓ 「一葉恋慕・大森編」 https://estar.jp/novels/25217382/viewer?page=1 お力役・淡島千景(ネット上から拝借)↓d3c445ff-052b-49f5-bda8-33494ecdddfa 和歌一首…雑歌137.望月 薄雲の月にかかりていち黒く妹の眉とて笑みの浮かぶも 詞書:月の前に薄雲がかかりとても風情がある。月齢を調べたら今夜は満月だった。樋口一葉の詠んだ歌と大伴坂上郎女(おほとものさかのうへのいらつめ)の歌が思い出されて何やら良し。😀 その一葉の和歌:なかなかにただよふもまたおもしろし月の前ゆく空のうきぐも 郎女(いらつめ)の和歌:青山(あをやま)を横切る雲の著(いちし)ろくわれと咲(ゑ)まして人に知らゆな ※団地5階からスマホで撮影(ピンボケて、てんで実景とかけ離れてしまって…😅)9b732ae7-5af6-43a6-8b17-b4a02a671bdc
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加