小説・26105660(3)

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小説・26105660(3)

『女騎士はアイにいきます!!』 https://estar.jp/novels/26105660  下の画像が当小説の表紙として決定しました。  みかは変色した古紙に描かれたかすれた絵や色あせて読みにくくなった文字、セピア調が大好きなんですよぉッ!  (≧∀≦)いかすみ〜♪  当作品には「アイいき」の略名がございます。  先のエピソードでアイいきへ付けられた副題については解説しましたね。  あれには作者の心構えが記されていた、ということなんでーす。  ノートPCから発見された、陰惨な原文でありましたが、その問題作をみかは総力をもって作り直し、エブリスタへ投稿したのでありまっす。f88b0e06-fb29-46ed-bc15-a47758cd14cc  投稿後、アイいきは数え切れぬほどに細かな修正が施されております。  アップデートされ続けた作品ということですな。  (*゚∀゚)=3あっぷ〜?  そんなことをやっていくうちにみかは「あーコレはコレとして、要素が追加された作品をつくろうかしらん?」と感じ始めました。  その発想から生まれたのが、『女騎士はアイにいきます!-plus-』(アイいきプラス)です。 https://estar.jp/novels/26227377  同小説につきましては、表紙画像の件を含めて後のエピソードで記しましょうや。  (o'ω`σ)σ  さて、新たに作られた当小説のあらすじは以下となりました。  これは「アイいきプラス」も同一となっています。  長期に渡る他国との戦争の後、事実上の敗戦国となってしまったクロイゼン。  国軍は解体され、解雇された軍人たちは盗賊団の一員となり、生きるための活動を活発化させたゆえ、国内の治安は悪化の一途をたどった。  戦前も戦後も変わらず、クロイゼンでは各領土の騎士団へそれぞれの領土の治安維持を委託していた。  セイファン教会と手を組んだ貴族として、国内外で広く知られたファルケンハウゼン家は白龍騎士団を擁していたが、人員を領土内へ細かく割り振ったため、人手不足となっていた。  そして、同家は度重なる脅迫を受けていた。  別邸にいるユリウスとユリアを守護するため、彼らの兄は屋敷の警護を終戦後に創設されたばかりの王都近衛騎士団へ依頼する。  そこで運命の出会いとなってしまった、ユリウスとシュテファニー……。  屋敷を襲撃した盗賊に連れ去られるユリウスの妹であるユリア……。  実は盗賊団へ資金を提供し、国内の騒乱を作り出していたセイファン教会……。  不安になる人々の心を糧とし、何体かの悪魔を召喚していた教会の武装集団である聖地騎士団……。  これは男女の恋愛を主軸に描いたため、強大なちからを有する悪魔を誅滅しながらも、大切な国を守らなければならないという重要な箇所が省略された物語である。  上記のあらすじは、どうとでも解釈できるものをわざわざ設けたの好例を示すものであり、その(いしずえ)を築こうとみかは作品の設定を新規に考案しました。  当初、あらすじはスター特典とされた一部を構成していたのです。  埋没した(ひつぎ)をこじ開け、これより後はウソの海にホントの液体を一滴混入し、書いちゃいます。  ((((´・ω・;`))))眩惑(げんわく)???  原文には「悪魔」という存在・敵はおらず、野外で襲ってくるモンスターも出現しません。  主人公の妹を誘拐したならず者・与太者(よたもの)破落戸(ごろつき)、敗戦で解雇されてしまい盗賊となった元国軍兵士といった者たちは登場しました。  原文は治安が乱れた国内で、明日への見通しがつかなくなってしまった数多くの人間を別の人間が愛のために殺し続ける、といった内容の作品だったのです。  登場する人物たちの名前も全く異なりましたし、加筆修正にあたって存在が丸ごと消された人物も、何人かの人格が統合されて残った人物もいます。  物語の主人公は相手が男ならば利用するだけ利用しては(あや)め、相手が女ならば(もてあそ)びものとするとんでもない悪漢(あっかん)であり、最愛の妹と組んでは腹違いの自身の兄の殺害を企図し、家督を奪取しようとしています。  邪魔者を抹殺して、自分と可愛い妹だけで富を山分けしようといったところでしょう。  主人公の兄となる人物はそれほどの悪人と設定されてはおらず、主人公自身や彼の妹の方が私利私欲の塊であって、他の誰よりも危険で悪辣(あくらつ)な人物だと設定されていました。  身代金目的で賊に妹を連れ去られた主人公は共犯関係にある彼女を失うと、家督を奪って肉親を殺す計画へ影響が出るため、一年前から屋敷警備を担当していた女騎士たちへ命じて、自らも大事な妹の奪還を行うために武装し、国内を巡ります。  そうして出会う敵対者たちを彼らは殺してゆきます。  原文には魔法の設定がありませんでした。  先行きが不安なための憂さ晴らしなのか、何者かに操られているのか、前へ立ちはだかる連中を主人公たちは槍で突き刺し、剣で斬り殺し、斧で首をはねて、弓矢で射殺しては生き残った敵を拷問にかけて自白させ、捕まった妹を追いかけます。  その血みどろの旅の過程で重傷を負う者がおり、彼らの仲間に加わる者、逆に離脱する者もおり、主人公の子供を身籠っているのがわかる女騎士も出てきます。  数人いる女騎士たちは全員が、いつの間にか主人公と男女の関係となっていたのです。  主人公と女性たちの性愛描写は濃密をきわめ、彼からなかば強姦されるかたちで、愛人となった女騎士もいます。  しかし、主人公はその中の誰かを選んで妻にする気など、毛頭ありません。  初めに口説かれた女騎士、すぐに彼の子を宿した女騎士、彼と身体の相性がぴったりな女騎士、心身が病んでしまった女騎士……いろいろな呼び名が必要とされますが、本来は仲良しだった彼女たちは自然と互いを敵視する間柄となってしまい、その中で愛しい男性のために手がもげた、足がとんだ、腹がさけたの血だらけで悽愴(せいそう)な戦いを続けます。  ……けれども、彼女たちは救われません。  最後には女騎士たちはすべて死亡したか、生死不明となり、共に戦ってきた者たちは皆が倒れてゆき、彼らの犠牲を踏み台にした主人公は大好きな妹を救出します。  それから、他者の返り血を浴びてはいるものの無傷な兄妹は手を取り合い「では、兄様を殺しに行こう」と、以前からの計略を実行に移そうと決めて笑みを浮かべ、ここに物語は終わるのでした。  工工エエエエェェェェェヽ(゚Д゚;)ノ゙ェェェェエエエエ工工  ⇒(4)へ続きます♪
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