小説・26127539(1)

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小説・26127539(1)

『人間らしさを求めて』 https://estar.jp/novels/26127539  最初は『ひとつのあい、ひとつのわたし』という題名の作品でした。  当小説で、エブリスタのコンテストに初めて参加したんですよ。  このときのテーマは「AI」でした。 「ひとつのあい」も「ひとつのわたし」も「AI」と掛けてあります。  ……みかは作品の題名の付け方が秀抜であると、どんなときも素直に認めております(笑)f8533ae3-5671-4385-9702-b516034d9270  この小説はみかがエブリスタに戻ってきてから、表紙が上の画像から下の画像へと変更されました。  題名も変えられていますが、この作品は単独で作られていたものではありません。  実はこれは『女騎士はアイにいきます!!』(以下、アイいきと記載) https://estar.jp/novels/26105660 の原文の一部分を構成していたのです!  原文とは…………翻訳・校訂・改作・加筆などをする前の、もとの文章のことをいいます。  エブリスタのつぶやき機能で、みかが述べていたことをここに転載します。  “…………簡単にいえば、生々しいんでっすっ、残酷描写が多いんでっすっ!  以前に自らが記していた小説を読んでいた私は思いました。  これは…………年齢制限が必要な作品だよなぁ〜。  レーティングにまともに引っかかるなぁ〜。  R-15とか、R-18とか……に該当する作品だよなぁ……と。  つまり……暴力的、残虐的、グロテスクな描写、性表現を多分に含んでいるんですっ。  見つかった小説を読んでいた私は「これを全年齢層向けにできないものか」……と考えたのでした……。  成人向け小説といってもいい作品を全年齢層向けにしようと、私は手を入れ始めました〜。  残酷描写や性表現を削除していきながら、さまざまな部分を変更してゆきまっすっ!  登場人物も減らすことにより、悲惨な状況になる人物を消して、物語内の細かな設定をまるごと消去していきましゅ。  物語内に現れる用語もできるだけ単純化しちゃいまーーす。  固有名詞の排除ですねぇ〜。  そんなことを繰り返しているとーーー、そもそも何を描きたかった小説なのか、以前の私は何を訴えたかったのか、よくわからない作品になってしまいました(笑)  ですので……削り取った箇所を補えないかなと、思いつきで「悪魔」という存在を物語へ組み込み、それを追いかけ、それと戦うようにするために一人の人物を追加してみましたぁ!  そんなことをしていると…………作品にあった「暗さ」がなくなって、残ったのは男女間の恋愛のみ、となっていましたよ(*´艸`*) アハハハ……マイッタな、コレは……(;´∀`)  ああ……ううぅ……私が恋愛を描くと、モロに私小説となってしまう〜〜(大笑) …………”  軽々しい文体ではありますが、捨て置くわけにはいきません。  みかが何を伝えたいのかというと……「アイいき」の土台となった小説からはかなりの部分が削られているということであり、エブリスタに投稿できないようなむごたらしい作品を作りかえた(改作した)、と作者自身がこの段階で語っているのですから。5a830cec-0a10-4cc5-9bd2-0fdb1a67e243  原文から削り取られた文字数は、90000文字ほどだったと思います。  ん……だったと思います? ……確認できないのか?  アイいきの原文となるデータは、作者の記憶の中にしか残っていません。  …………どういうことなのか?  内容を削除し続けたため、「これは用済みやね」と、みかは原文データをPCから消去しました。  作者の記憶に埋もれている問題の場面を掘り起こしてみますと……大要はこうだったのです。  主人公たちの仲間の一人となった男性は敵と内通しており、その事実に主人公を好きな女性の一人が気付きます。  裏切り者の男性を宿屋の一室で待っていた女性は「お前がやっていることはわかってる。しかし、他の仲間には言わずに秘密にしてやるわ。ただし、その代わりに頼まれてほしいのだけれど…?」と、何らかの取引を持ち掛けます。  武器を向けられ、相手に逆らえない男性は女性の要求を呑みます。  では、この主人公たちの情報を敵方へ流していた男性がどうなったのかというと……彼は盗賊との戦闘中に不慮の事態を装って、殺害されます。  彼を助けず、見殺しにしたのは彼へ取引を持ち掛けた女性であり、重傷で動けない相手を見つけた彼女は手に持っていて使用可能であったにも係わらず、治療アイテムで虫の息の彼を救わなかったのです。  そうして、演技の上手な彼女は「彼があっちで倒れていた、助けられなかった、間に合わなかった」と取り乱しながらも、戦いに勝ったと喜んでいる仲間のところへ走って戻り、驚き慌てる主人公たちを現場へと案内します。  泣き崩れる仲間の女性たち、言葉を失う主人公の背後で彼を謀殺した彼女はにやりと笑う……と、原文にはこんな記述がありました。  ……ん、んんん!! ……ん????  お、おおお〜〜〜〜っと〜〜〜、今回はかなり真面目に書いてますねぇ、なんじゃこりゃ?  わ……私自身、読み返して驚嘆ですわ(大笑)  ⇒(2)へ続きます。(*´∀`*)y─┛
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