シャンクフラウンの左目

彼は画家だった。半球の天蓋を持つ北の王の星の宮に、かつて彼は夜を駆ける竜を描いた。

廃虚の塩

8分 (4,313文字)
翻訳風小説として書いたものなので、改行少なめとなっています

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あらすじ

――この左目に見えるものを知らずにいることが、いかなる幸福かはわかるまい。 隠遁した画家シャンクフラウンへ、私は北の王の依頼を告げにいった。しかし彼は、もう絵は描けぬという。そして「描けぬ」というこ

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