カサブランカの女

女はカサブランカを手向けていた。言葉や思いは届かなくとも届けたい事実が女にはあった。

小早川 胡桃

ホラー 完結
7分 (3,728文字)
十年のつのらせた憎しみが爆発したようです。

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あらすじ

母親の墓前にカサブランカを供える女は一家惨殺の計画を企てていた。 生前も死んでからも女の母親は報われることがなかった。 そんな母親へ届けられる一つのことをやりとげるために女は決意をする。 思い出す母親

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