桜華爛漫 -あの櫻と共に-

平安時代。稀代の陰陽師は己の式神と恋に落ちた。散る桜に、涙した。

雪宮葵

歴史・時代 休載中
8分 (4,455文字)

54 21

あらすじ

なぁ、晴明──お願いがあるんだ… 美しく、散る桜に涙した。 寂しく、吹く風に涙した。 恋しく、笑う君に涙した。 我が消えたら──…どうか… 悲しく、哭く声に涙した。 優しく、咲く花に涙

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