我が名は瑞兆
天文二十一年春 織田信秀が没し、弾正忠家が大黒柱を失って後のこと 「この日本の戦乱を終わらせ、そなたを天下人に」 手勢わずか八百の信長のもとに現れたのは戦国史上最強級の幸運の女神