已乃的訳源氏物語
いずれの御代のことでしたか―ー これは一人の男の、華やかで美しくも哀しい物語。 *** 世に並ぶものなきと評された皇子は、帝の寵愛を受けながらも臣下に下るしかなかった。 許されざる初恋に悩む彼