僕達は黄昏と瑠璃色の間で
ステーション発、瑠璃色と黄昏の間行。 それは死者に出会うための悲しい列車だった。 『精霊工芸』と呼ばれる技術の発達した架空のイギリス北部。 日本から単身渡英した少女マリアは、宝石に宿る精霊の力を秘め