港町‐「Ⅰ」
港町
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212・ 赤木 誠
>>211 ・エル さん
取り残され、口を開く。

ミア:案外ホワイトな職場…かも?
211・ エル
>>210 ・赤木 誠 さん
教官「よろしい」
平静を取り戻したふたりに軽くうなずき、再び一同を向く。

教官「改めて紹介しよう。このふたりは正式に着任するより前に、現行犯を取り押さえた。見どころがある!彼女たちに続くように!」
「サー!」
教官「よし!今日も一日ご安全にっ!!」
教官の号令で、集まっていた者たちは皆散った。
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210・ 赤木 誠
>>209 ・エル さん
同じく「お世話になります」と頭を下げる。
209・ エル
>>208 ・赤木 誠 さん
リズ「ぁ……はい、よろしく、お願いします」
耳打ちされて思わず息を吐いたのが幸いしたか、整然と受け答えができるくらいには落ち着きを取り戻した。

教官「こちらこそ。みっちり叩き込んでやるからな。頑張れよ」
リズ「……頑張ります」
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208・ 赤木 誠
>>207 ・エル さん
「リラックスリラックス」とリズに耳打つ。
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207・ エル
>>206 ・赤木 誠 さん
教官「そういうわけだ。元気出せ」
リズ「あっ……はい」
教官が正面から肩を軽く叩く。
ただ、リズはむしろ、びくっと身体を震わせ、きょとんとしている。
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206・ 赤木 誠
>>205 ・エル さん
ああと、ゆっくり首を振る。

ミア:ああ、その件はこちらリズのお手柄です

そう言いながらリズを手で示す
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205・ エル
>>204 ・赤木 誠 さん
教官「いや、活きのいいのが入ってきたと思ったものでな。何も臆することはあるまい」
前日の「お手柄」に触れて説明する。
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204・ 赤木 誠
>>203 ・エル さん
ミア:あの、私達に何か?

要件が分からず、首を傾ける。
203・ エル
>>202 ・赤木 誠 さん
リズもおずおずと敬礼する。

教官「どうした!元気がないぞ!」
リズ「は、はい!?」
リズは特に説明もない展開に戸惑っているのだが、教官はそれを「暗い」と見たのだろうか。
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202・ 赤木 誠
>>201 ・エル さん
ミア:よろしくお願いします

戸惑いながらも敬礼を返す。
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201・ エル
>>200 ・赤木 誠 さん
ふたりが前に出ると、教官はまた声を張り上げる。

教官「新人だ!よろしく!!」
しかして、向けられたのは荒事ではなく、一様な敬礼だった。
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200・ 赤木 誠
>>199 ・エル さん
眉をひそめ、リズの後に続き前へ出る。
199・ エル
>>198 ・赤木 誠 さん
リズもミアの後に続く。

教官「ミア!リズ!前へ!」
リズ(えっ!私!?)
しかし、彼女たちだけは教官から呼び出し。リズは心臓を掴まれたように震え、おどおどしながら前へ。
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198・ 赤木 誠
>>196 ・エル さん
突然な事に動揺しながらも、ミアは目の前に立つ職員の後ろにとりあえず並ぶ。
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196・ エル
>>195 ・赤木 誠 さん
するとそこに黒い林が整然と立っていた。およそ同じ宿舎暮らしだろう。

「整列!」
そして、水色のラインが入った教官が、食べて出てきた者たちへ厳しく号令を飛ばす。
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195・ 赤木 誠
>>194 ・エル さん
同じく手を合わせ食器を片付けると食堂の出口へ向かう。
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194・ エル
>>193 ・赤木 誠 さん
リズ「……ありがと」
一度飲み込んでから、いつも見せるような可愛らしい微笑みで返した。
そうだね。私って。

「ごちそうさまでした」
それから間もなく、行儀よく両手を合わせ、食器を片付けた。
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193・ 赤木 誠
>>192 ・エル さん
ミア:ああ、ごめんね。リズちゃんっていつも食事する時、猫みたいに可愛くて、癒されてたんだ

まあ、いつも可愛いと思うけどねと加えながら微笑む。
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192・ エル
>>191 ・赤木 誠 さん
リズ(楽しい?……可笑しい?)
もっとも、さすがに頬張るのはやりすぎたとは思い、微笑んでごまかす。
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191・ 赤木 誠
>>190 ・エル さん
頬張るリズを見て、小さく笑みを浮かべながら、フォークを手に取る。
190・ エル
>>189 ・赤木 誠 さん
リズ「いただきます」
当たり前のように食事をとり、それを一緒に楽しむ人がいる。そんな朝に、幾ばくかの感慨を覚える。
それでも……いや、「だから」なのか。落ち着いて、しかし見る間に口に運んでいく。
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189・ 赤木 誠
>>188 ・エル さん
ミアも人気が少なめの軽い食べ物をそれぞれ多く盛り、席に着く。
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188・ エル
>>187 ・赤木 誠 さん
律儀に順番待ちする先は、やはりと言おうか、男たちがこぞって食事の争奪戦を繰り広げる。
別に取り合いにならずとも補充はされるものだが、時は金なりというつもりだろうか。

もっとも、リズはさして意に介さず、ただ淡々とサラダを取っていく。
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187・ 赤木 誠
>>186 ・エル さん
ミア:すごい人だかりだね…

苦笑いしながら前に進む。
186・ エル
>>185 ・赤木 誠 さん
そうして仲良く出てみれば、やはり共同棟には人だかりができている。無論、朝食の列だ。
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185・ 赤木 誠
>>184 ・エル さん
リズの姿に薄く笑みを浮かべながら頷く。
184・ エル
>>183 ・赤木 誠 さん
ミアが確認している間に、リズは支給された白衣に身を通しきっていた。

実際に着てみると、彼女には上衣が少しぶかぶかで、タイトなスカートととのギャップがはっきり表れてしまっているかもしれないが。

リズ「行こっ?」
それを感じさせずにウインクしてみせるのも、根っこがそういう性分だからか。
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183・ 赤木 誠
>>182 ・エル さん
枕元を手探り、冊子をめくる。

ミア:本当だ。これはよく読んでおかないとね…
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