異能力戦争〈なりきりグループ〉


ヘスペロス(イギリス本部)
協会本部の管理する魔導具によって、現実世界とは隔離された次元に存在する、魔術師の叡智の集う場所。 本部に行くための扉はイギリスの何処かに存在するが、魔術の素質のない者は認知することはおろか、接触するこ
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書き込み 72件

72・ 或る桜庭
>>71 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「そうですね。読みたい本も読めましたし帰りますね。色々とありがとうございました」
クロードはそう言ってヘイルに向かってペコリと頭を下げる
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ヘイル「ああ、この【フギン】【ムニン】なるものか?」
ヘイルは片手で器用に本を繰ると、隅の方に書き殴られた文字の並ぶページを開いた。
ヘイル「【フギン】【ムニン】……聞き覚えはないが、何処か興味の惹かれる名称だ。尤も、実在するかも定かではないがな」
そう言うと、ヘイルはコートのポケットから懐中時計を取り出した。
ヘイル「それで、探し物は見つかったのか?そろそろフランスでは夜も更ける時分だろう」
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70・ 或る桜庭
>>69 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「その本の最後に作者の後書き?みたいな物が書かれているんですけど。そのことについて何か知らないかなと」
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ヴェイル「む、如何かしたのかね?」
クロードの呼びかけに反応し、ヴェイルが目線を上げた。
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68・ 或る桜庭
>>67 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード(いつの間に…?まぁ、ヴェイルさんが片付けてくれるか。あ、そうだ図書館のこと聞いてみようかな)
クロード「あのー、少し良いですか?」
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>>65 ・桜庭 雨 さん
しかし本の山の中に探していた題名は見つからなかった。どうやら、クロードも気付かないうちにヴェイルが抜き取っていたようだ。
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65・ 或る桜庭
>>64 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「はい。精進します!」
そして、本の山を棚に戻そうと席から動こうとするが不意にヴェイルが持つ本が目に入る。
はっきりとは見えないがその本は先程、クロードが読んでいた精霊に関する本のように思える。
ヴェイルに抜き取られたのか、それとも重複している本だったのか
棚に戻す以上、気になってしまいクロードは本の山を確認し始める
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>>63 ・桜庭 雨 さん
ヴェイル「読書家である、と言うことは魔術師に於いて褒められる点だ。だが座学ばかりに気を取られ、実戦にて足元を掬われては元も子もない。そのことを心に留めておくと良い」
ヴェイルはそう言ってまた手元の本に目線を落とした。その本の表紙には、“精霊魔術とは何たるか”と書いてあるのが、クロードから辛うじて見ることができた。
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63・ 或る桜庭
>>62 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「そうでしょうか…?」
不思議そうに首を傾げる
クロードにとってはこれが日常であり、それを特異とは思っていない。
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「……む、読み終わったのか?」
クロードが本を繰る音が途切れたことに気付いたのか、ヘイルが顔を上げた。そしてクロードの近くに積んである本に目を向けると、また口を開いた。
「ふむ、相変わらずの集中力だな」
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61・ 或る桜庭
>>60 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード(…びっくりした…どうしてここにヘイルさんが…?)
しばらく、思考停止した後にクロードは至極当然の疑問を抱く。いや、そもそもヘイルがここにいる理由など無いのかもしれない。偶然、ヘイルの求めていた本がここにあっただけなのだろうとクロードは予測をつける
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>>58 ・桜庭 雨(低浮上・執筆中) さん
クロードが5度ほど深呼吸をした時、ペラ、ペラと紙を繰る音が聞こえた。その方向へ目を向けると、いつの間にかヘイルがアンティーク調のソファに座って魔導書らしきものを読んでいる姿があった。
いつからそこに居たのだろうか、あまりの驚きにクロードの頭は思考の停止を余儀なくされた。
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59・ 或る桜庭
>>58 ・桜庭 雨(低浮上・執筆中) さん
【誤字訂正】
クロードの手前に
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58・ 或る桜庭
〜数時間後〜
机に積まれていた本は上下の順序を逆にしてクロードの手間wに置かれている。
そして、クロードは今現在、持っている本を読み終えたのかその本を閉じて本の山へと積み重ねる。
読んだ内容を反芻しているのか顔を上に向けて目を閉じ深呼吸を繰り返す。
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司書長「では私はこれで。また何かあれば遠慮なくお呼びください」
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54・ 或る桜庭
>>53 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「それもそうですね…」
そう言ってクロードは元々持っていた魔道書を積み上げられた本の一番上に置く。そのタイトルは『精霊魔術とは何たるか』
どちらかと言えば学術書に近い印象を持つタイトルだ
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司書長「好奇心が強いと言うのは、魔術師にとってプラスとなる要素でしょう。それと、精霊魔術を知りたいのなら、まずは精霊について理解を深めることが大切でしょう。魔術とは、理解し解き明かす学問ですからな」
そう言って、うずたかく積み上げられた魔導書の中から司書長が手に取ったのは、“精霊概論”という題名の本だった。
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52・ 或る桜庭
>>51 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「それでも魔術師として気になりますね…まぁ、手がかりも何もないので頭の片隅に止めるくらいしかできないでしょうけど…」
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司書長「名は体を表すもの、とは良く言いますが、これは魔導的なものほど顕著と言えるでしょう。まあ、目の前にないものについて話しても仕方のないことでしょう。」
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50・ 或る桜庭
>>49 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「なるほど…精霊ってそういう物なんですね。それにしても、これを書いたのが精霊であっても精霊でなくても、統合大図書館のことは気になりますね…【フギン】【ムニン】北欧神話のオーディンが使役する鴉、でしたっけ?意味は確か…記憶と思考。どんな図書館なんでしょうか」

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>>48 ・桜庭 雨(低浮上・執筆中) さん
司書長「精霊と言っても、様々な個体がいますからな。根源は同じであっても、依代を得て幾許かの年が経てば各々の自我も芽生えてくるのですよ。中には、周囲の環境に影響されて即物的になる個体がいても何ら可笑しくはないでしょう。飽くまで、著者が精霊で有ればの話ですが」
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48・ 或る桜庭
>>47 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「あの…精霊がそこまで何かに執着することってあるんですか?」
文面から見ても、この魔道書の著者は統合大図書館へかなりの執着を見せているように思える。
クロードは精霊について深い造形を持っていないため分からないが精霊は自然に直結した存在であるため寿命の概念がなく、そのことにより何かに執着するというイメージはない。
その精霊が明らかにこの統合大図書館に執着しているのだ。魔術師と市t気にならないわけがない。
クロード「…?何かうっすらと…」
紙面が擦れて摩耗しており読みづらくはあるがうっすらと
クロード「その、名を…【フギン】【ムニン】」
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司書長「はて、統合大図書館ですか……。小生の記憶では、そのような名称の施設はヘスペロスにはありませんし、並行世界の施設でしょうか?」
司書長は少し考え込むような仕草をした後、失礼、と断りを入れてクロードの手元にある魔導書の表紙を覗き込む。
司書長「ふむ…著者名の記述はございませんな。私が此処を任される以前か、もしや此処を訪れた何方かの忘れ物やも知れませんな。その方がおそらく、精霊術師なのでしょう」
司書長は、何故そこまで分かるのか解説をする。
司書長「と言うのも、小生がこれらの魔導書を集める時に使った術式では、魔導書の帯びる魔力が、精霊のそれと類する波長である魔導書を収集する、というものでして
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46・ 或る桜庭
>>45 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「すみません。呼び出してしまって…この魔道書なんですけど最後の方に…」
そう言ってクロードは魔道書の最後を開いて見せる。そこには「希う。今一度、統合大図書館へと」
という一文が記載されている
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司書長「おや?早速御用ですか」
鈴の音を聞きつけたと言うより、鈴の動作に紐付けて何かの術式を組み込んだのか、すぐに司書長が虚空から姿を見せた。
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44・ 或る桜庭
>>43 ・桜庭 雨(低浮上・執筆中) さん
クロード「統合大図書館…?」
クロードは持ってきた本を読んでいたが上記を呟き首を傾げる。そして、机の上に置かれていた鈴を鳴らす
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43・ 或る桜庭
>>42 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「…改めて凄い場所」
横目で司書長が消えるところを確認しながら数冊の分厚い本を持って司書長が出した机の元に向かっていき本を一心不乱に読み始める
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