異能力戦争〈なりきりグループ〉


ヘスペロス(イギリス本部)
協会本部の管理する魔導具によって、現実世界とは隔離された次元に存在する、魔術師の叡智の集う場所。 本部に行くための扉はイギリスの何処かに存在するが、魔術の素質のない者は認知することはおろか、接触するこ
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司書長「ええ、では貴方様に良き本との出逢いがあらんことを」
そう言って司書長は姿を消した。
おそらく次元魔術に由来する転移だろう。
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41・ 或る桜庭
>>40 ・桜庭 雨(低浮上・執筆中) さん
訂正
司書長の横を
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40・ 或る桜庭
>>39 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「ありがとうございます。ではわたしは失礼して…」
そう言って目を爛々と輝かせながらあなたの横を通り過ぎて本棚から蔵書を吟味していく
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ヘイル「次元魔術の腕は今も鈍っていないようで何よりだ。さて、我はこの魔導書を返したら別の魔導書を借りよう」
そう言うとヘイルは一冊の魔導書を司書長に渡すと、最初から大きく遠ざかった本棚へ向けて歩き出した。
司書長「小生に申し付けてくれれば良いのに、あの方は自分で本を探そうとするのですよね……。さて、私がいては集中できないでしょうし、これでお暇しましょう。何か有ればベルを鳴らしてくださいね」
机の上に出現したベルを指差しながらクロードにそう言った。
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38・ 或る桜庭
>>37 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
もはやクロードは目が回るどころか目が点である。
あまりにもレベルが違いすぎる技術に圧倒されているのだろう。
もはや、クロードに分かることは司書長が何らかの魔術を行使しただろうということだけである。
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司書長「精霊魔術ですか。承知しました」
大きく頷いて見せた司書長が、右手を大きく上へ振ると、巨大な本棚が生む圧迫感が薄れ、空間が開ける。そして瞬く間に机が、椅子が、そして精霊魔術に関するであろう魔導書が収められた小振りな本棚が現れた。
直前の魔力の気配から、司書長がなんらかの魔術を行使した結果なのだろう。本棚も、クロードが本を取りやすいような高さに調節してある。
無限に続いてそうな本棚の大移動と、次々と出現する家具や魔導書に、クロードは目が回りそうだった。
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36・ 或る桜庭
>>35 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「…あ、精霊魔術に関する本を読みに来たんですけど…」
蔵書に気を取られていたためか一瞬、反応が遅れるがクロードは自身の目的を司書長に伝える
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司書長「さて、この度はどう言った御用向きで?」
クロードの気の移りを感じたのか、目の前の魔導人形はそう問いかけた。
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34・ 或る桜庭
>>33 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロードはしばらくぽかんと二者を見ているがその内、ずらりと並ぶ書庫へと視線が移っていく
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司書長「これはお目が高い。よくぞ分かりましたね。もしや、ヘイル様のお弟子さんですかな?」
目の前の魔導人形は、クロードの後ろへ視線を向けた。
ヘイル「いや、そうではないぞ」
司書長「そうでしたか。これは失礼しましたね」
驚くクロードを端に、2者で話し合う。そうしてこの両者がどちらとも人間でないのだから、そのシュールさは折り紙付きだろう。
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32・ 或る桜庭
>>31 ・桜庭 雨(低浮上・執筆中) さん
【訂正】
魔導人形
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31・ 或る桜庭
>>30 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「うわ!びっくりした…」
何の予兆もなしに人が現れれば誰でも驚く。もちろん、それはクロードとて例外ではない。
クロード「人…?いや、魔術人形?」
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クロードが初の禁書庫へ足を踏み入れたのと同時に、クロードの前の、何もなかった空間から突如人が現れた。
司書長「ようこそ、禁じられし叡智の集う場所へ」
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29・ 或る桜庭
>>28 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「…!」
それはクロードにとってまさしく夢のような場所。
言葉など陳腐で在り来りな物で語るべきではない。
クロードは大きく目を見開き、ヘイルの言葉など耳に入っていないかのように恐る恐る、1歩歩みを進める
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まずクロードが感じたのは、書物の匂いだった。普段から嗅ぎ慣れた香りに、一瞬心が安らぐ。次に感じたのは、豊潤な魔力の波動だ。特別な術式の記された魔導書は、それ単体が魔力を帯びると言う。
そうして感覚からの情報を処理して、ようやく書庫の中を見る。そして圧倒された。見通せないほどの奥行きに立ち並ぶ魔導書、見上げれば天井があるのかさえ分からず、何処までも続くような本棚は上にも伸びている。
気の遠くなるような蔵書の数に、クロードは一瞬自分が何処にいるのかさえ分からなくなってしまった。
ヘイル「どうだ?何世紀にも及ぶ、魔術師の叡智の集積の一端を見た気分は」
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27・ 或る桜庭
>>26 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「し、失礼します」
若干、緊張した様子でクロードは開けられた扉から中に入っていく
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ヘイル「さあ、入りたまえ」
ヘイルはそう言うと、扉を開けた。初めて禁書庫に入るクロードに気を遣ったのか、扉を開けただけで先を譲る。
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25・ 或る桜庭
>>24 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「…」
クロードの先ほどまでの子供のような表情は鳴りを潜め無表情になる。それはクロードの頭で思考が巡回している証拠。
流石に解明は到底できないがそれでも、それはクロードの性格を表していると言えるだろう
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ヘイルとクロードが階段を下りて行った先には、紅いカーペットの敷かれた廊下が続いていた。だがその廊下の先は、視界が通らないほど果てしなく広がっている。紛れもなく、付与された魔術が作り出した構造だ。
無数の扉が立ち並ぶ中の、特に装飾が凝っている扉の前でヘイルは口を開いた。
ヘイル「《ᚵᛁᚡᛖ ᛖᛏᛖᚱᚾᚪᛚ ᚵᛚᛟᚱᚤ ᛏᛟ ᛏᚺᛟᛋᛖ ᚥᚺᛟ ᛋᛖᛖᚴ ᚴᚾᛟᚥᛚᛖᛞᚵᛖ.ᚵᛁᚡᛖ ᚪ ᚵᚱᛖᚪᛏ ᚥᚪᚤ ᛏᛟ ᛏᚺᛟᛋᛖ ᚥᚺᛟ ᛋᛖᛖᚴ ᚵᛚᛟᚱᚤ》」それはルーンによる詠唱だった。だが、魔力が空間に干渉する音が、詳しい発音を掻き消す。
気付けば扉に施された意匠は、それまでの何処か神々しいもの
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23・ 或る桜庭
>>22 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
もちろん、クロードにそれを拒否する理由などあるはずもないためクロードはヘイルの3歩後ろ辺りの距離をとってヘイルについていく
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ヘイル「では付いてきたまえ」
そう言うとヘイルは、地下に続く螺旋階段に向けて歩き出した。
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21・ 或る桜庭
>>20 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「ぜひ、お願いします!」
そう言ってクロードはわずかに頭を下げる。
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ヘイル「浅いところまでなら危険性も少ない。精霊魔術で火力が出したいなら禁書庫の方が良いだろう」
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19・ 或る桜庭
>>18 ・桜庭 雨(低浮上・執筆中) さん
【訂正】
禁書庫
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18・ 或る桜庭
>>17 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「本当ですか⁉︎」
その言葉と共にクロードの表情は一際輝く。
もちろん、クロードは組織の幹部などではないため金書庫閲覧は許可されていない。
知識に貪欲なクロードからすればこれほどに嬉しいことはないのだろう
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クロードの仕草から何かを察したのか、それともそれ以上の助言は不要と判断したのか、手元で開いていた魔導書を閉じると、ソファから立ち上がった。
「生憎と我は精霊に嫌われている故、精霊魔術を他者に教えることは出来ぬが、魔導書を書庫に戻すついでだ。禁書庫を案内してやろう」
禁書庫は本来、一般の協会職員には閲覧できないものだが、ヘイルのような幹部だけは閲覧と持ち出し、または他の職員を連れることが許されている。
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16・ 或る桜庭
>>15 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「そうでは、あるんですけど…」
どうにもクロードは煮え切らない様子で視線をずらす。
普通に考えればヘイルの提案が正しいのだろう。火力不足を補いつつ応用性もある上位三属性を習得した方が。
しかし、クロードの本音は精霊魔術を習得することであり、ヘイルが相手と言えどどうしても煮え切らないような態度になってしまうのだろう
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ヘイル「そう言うことなら、精霊魔術より上位三属性の方が良いのではないか?特に、雷電属性や暗黒属性の魔術などはな」
上位三属性には雷電、暗黒、神聖の三つがあり、その中でも雷電属性と暗黒属性は対生物に対して有効的な攻性術式が多いのだ。
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14・ 或る桜庭
>>13 ・ヴェイル・A・ロスターク さん
クロード「私って現時点で使える魔術が四元素だけなので火力に欠けるんです。それでなくとも精霊を使役することができれば色々と便利になるかなと…
まぁ、後付けの理由なんですけどね。本音は単純に精霊魔術に惹かれたからです」
いつものことではあるのだがクロードは突拍子もなく魔術の研究に没頭する。その研究内容は毎度、バラバラで統一性のかけらもないのだ
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精霊魔術と聞いて、ヘイルはルーファスのことを頭に浮かべた。
(確か奴は魔物の討伐でアジアにいたか)
ヘイル「そう言うことなら地下魔導書庫がうってつけだな。しかし、精霊魔術とは急な話だな。あれは他の魔術よりも使用者の才が顕著だろう?」
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