緑雨の砂漠【草原内部】
高低差の激しい砂丘。 常に雨が降っており、その強さは一定である 雨が降っているのにも関わらず砂は乾いたままであり、それがその砂の性質なのか、それとも他に要因があるのかは分からない 草原を歩いていると見
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901・ エル
>>900 ・或る桜庭@低浮上の変人 さん
隊長「わかったら行くぞ?お嬢さんの言うとおりだ、情報収集でもなんでもまず動くことだな」
しかし、やはりというか、隊長には筒抜け。しかもこの隊長、意外と理解がある。

ノア「隊長こそ無駄死にしないでくださいよ」
軽く悪態をつきつつ、まずノアが後につけた。
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900・ 或る桜庭
>>899 ・エル さん
ターナ「あくまで討伐の為の情報収集ですね」
あくまで第一目標は任務の遂行である。何も知らない犬でなければいけないわけではないが、飼い主に牙を向けば面倒事になるのは目に見えている。
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899・ エル
>>898 ・或る桜庭@低浮上の変人 さん
ノア「でもまあ……当座の任務はその討伐、ってさ」
ガレオ「ま、敵を知る必要はあるだろ」
ターナの姿勢は全くもって正しい。その疑問を共有しつつ、しかし仕事は仕事として全うする。それが一番正しいかもしれない。
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898・ 或る桜庭
>>897 ・エル さん
ターナ「行商を襲撃するほどの魔物が砂漠に生息するメリットはあまりないですもんね」
もちろん、砂漠固有の生態系が築かれているなら話は別だろうが、行商を襲うほどの魔物が生物の少ない砂漠にいるメリットはない。ただでさえ、砂漠というのは生物が生きるには過酷な環境なのだ。それにこの世界には大規模な森が存在する。なればこそ、相対的に砂漠に魔物が発生するのは違和感が残る
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897・ エル
>>896 ・或る桜庭@夜に浮上する変人 さん
ノア「先に聞いたから言おっか」
離した手で、懐からメモを取り出す。

ノア「魔物が現れたんだって。ただ」
ガレオ「裏がある、と言いたいんだろう?」
仮にも砂漠に魔物が自然発生?そうノアが訝しむさまを、ガレオはつぶさに感じ取っていた。
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896・ 或る桜庭
>>895 ・エル さん
ターナはガレオの反応を見ると満足そうに頷き、ノアの手を離す
ターナ「そういえば、行商が襲撃されたと聞いていたんですが」
本来の目的は交流ではなく、あの手紙にあったことだ。
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895・ エル
>>894 ・或る桜庭@夜に浮上する変人 さん
ガレオは、そっと両者が握手する上に手を置いた。

ガレオ「……いい心がけだ」
そのまま両者をちらちら見て、白い歯を見せる。不器用が不器用なりに歩み寄る姿も好ましく思えたからだ。
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894・ 或る桜庭
>>893 ・エル さん
そのままターナ自身もノアの手を握り、握手をする。
そしてガレオの方へと視線を向ける。その目は「間違っていないですか?」とでも聞きたげだ。
一般的なことでもターナにとってはそうでは無い。特にこう言った自ら行うコミュニケーションにおいては特に。
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893・ エル
>>892 ・或る桜庭@夜に浮上する変人 さん
ノア「……勝手に死なないでよ?」
ノアもそう受け取った。なおもツンとしているが、どうにも嫌いになれない。第一、夢見が悪い話はノーサンキューだ。

ノア「じゃあ……よろしく」
きゅっと手を握る。
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892・ 或る桜庭
>>891 ・エル さん
ターナは「そう言うものなのか」と納得するように一つ頷き
ターナ「長い付き合い、になるかは分かりませんが、これからよろしくお願いします」
と言ってノアに握手を求めるように手を差し出す。
ターナ自身がノアと長い付き合いをするような関係になりたくないわけではなく、単にこの世界、そして傭兵という職業の特徴上、長い付き合いというものを確約できないということ理解しているためである
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891・ エル
>>890 ・或る桜庭@夜に浮上する変人 さん
ノア「……あ、うん」
ガレオ「ちょっと人見知りでな。そのうち慣れるだろう」
ノアも妙に真面目、ということだろうか。困り顔のターナを前にして、自分も柔らかく目線を落とす。
ガレオはフォローに徹する。
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890・ 或る桜庭
>>889 ・エル さん
ターナ「…?」
しばらくの間、真剣に考える様子を見せるが、やはり同志なのかどうか分からなかったのか首を傾げる。
その仕草はターナの容姿よりも幼く見える
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889・ エル
>>888 ・或る桜庭@夜に浮上する変人 さん
ノア「自分に聞いてみれば?」
別にそれで恨みがあるわけではないからこそ、表情にはっきり出てしまう。

一方のガレオは妙に合点がいった。ノアがここまで露骨に不機嫌そうなのは珍しい。
それこそ、ターナの言うような……自分が大好きというやつか?
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888・ 或る桜庭
>>887 ・エル さん
ターナ「…同志、なんですかね?」
そういった機微に疎いターナらノアの同志の意味がよく分かっていない。
もちろん、なぜノアが顔を膨らませているのかも
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887・ エル
>>886 ・或る桜庭@夜に浮上する変人 さん
ノア「……つくづく同志ね。ノアもキミも」
生きる。そしてガレオと共に在る。
後者はおよそ成り行きだろう。しかし、そこも含めて共通するからこそ、共感もすれば、顔を膨らませもする。
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886・ 或る桜庭
>>885 ・エル さん
ターナ「実力がある…かどうかはこの世界基準が分からないので何とも言えませんが…少なくとも自衛くらいはできると思いますよ」
そう言うターナの表情に変化は無い。
自身の戦闘力に自信がある上での発言ではないのだろう。
ターナにとって自衛とは至極当然のこと。
人間が息を吸うことに労力を要しないように。
ターナにとっても同じことなのだ
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885・ エル
>>884 ・或る桜庭@夜に浮上する変人 さん
「……へえ?」
自分から言うとは面白い女だ。ローブの奥でうっすらと口角が上がった。

「ま、ガレオのことだから。実力はある、って顔に書いてあるし」
……あるいは、彼女までが軽く流して済ませているのだろうか。
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884・ 或る桜庭
>>883 ・エル さん
ターナ「私は人間ではないですね」
聞かれたから、不都合がないから答えただけ。
ターナにとってはそれだけなのだろうが、自ら人外宣言をするのはリスクが高い行動だろう。
そのリスクすらも自身で対処できると判断しているのだろうが
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883・ エル
>>882 ・或る桜庭@夜に浮上する謎の人物 さん
「……何?あなた?人間?」
ガレオ「気にしなさんな。これから戦場にお付き合い、大事な腹は白いぞ。保証する」
「……ほんっと、煙に巻く」
信用できるという意味だが、それさえも少女には引っかかるというのだろうか。
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882・ 或る桜庭
>>881 ・エル さん
ターナ「びっくりした…」
とは言うものの表情に変化は無い。言動が一致しないとはまさにこのことだ
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881・ エル
>>880 ・或る桜庭@夜に浮上する謎の人物 さん
隊長「だよなぁ。死んでこいと命令するのが仕事な奴も出るしなあ」
他ならぬ隊長こそそういう立場の人間だと、気の毒めいて苦笑い。

「……ガレオに限って、それはない」
その背後、薄暗い声と見た目の少女が現れる。
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880・ 或る桜庭
>>877 ・エル さん
そういう考えもあるのか、と納得する。それと同時にガレオらしい答えだとも。
自身のイメージを押し付けるわけではないが、そう思ってしまったものは仕方ない
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877・ エル
>>876 ・或る桜庭@小説は私の半身 さん
ガレオ「冗談が上手いなおい。傭兵に跡継ぎも何もあるか。自ら食える、そうやって一人前になンだ」
これがガレオの答え。跡継ぎ云々ではなく、自分らしく生きられるならそれが正解。
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876・ 或る桜庭
>>875 ・エル さん
ターナ「…?」
少し思案に耽ったあと、ターナは大きな目をガレオに向ける。
ガレオ曰く弟子であるがそれが後継ぎとイコールにはならない。傭兵という職業上で見ればそういった見方もできるのだろうが、それを判断するのは自分ではなくガレオだ。
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875・ エル
>>874 ・或る桜庭@小説は私の半身 さん
そうすると。

隊長「お?来たなガレオ……って、その女子は?」
ガレオ「弟子だ」
隊長「つまり……跡継ぎか?」

そうも見られるのだろうか?
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874・ 或る桜庭
>>871 ・エル さん
ターナは黙って手を引かれるがままに歩くが、その視線は砂漠を見回しており一見、ただの幼い子供のように見える
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