何か難しいことを考える部屋


科学について
 一口に科学と申しましても数学から工学から人文科学から定義によってさまざまですので、最もイメージに近いであろう自然科学に的を絞りたいと思います。主に化学、物理学、地学、生物学などが含まれるそれらについ
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書き込み 14件

14・ にわかの底力
そんでコンロさんが倫理のところで発言されたことについて、本来書きたかった返信をいたします。
生物学的見地抜きにして、絶滅種の復元は想像上の生物の想像と何ら変わらない気がするんです。こんろさんは生物学について造形がお有りですから、私の発言には若干の違和感を感じられると思いますが。例えば、蛇とトカゲを合成して龍を創造したり、馬と白鳥を組み合わせてペガサスを創造したり。図鑑の中でしか見たことがなく、現実には存在しない生き物を創造する点で、これは絶滅種の復元と同程度には夢があると思うんです。
私はペガサスを一目でいいから見てみたい。
夢を量的に測る事ができないことは承知しております。しかし、倫理を一旦
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13・ にわかの底力
>>12 ・南々浦こんろ さん
代表的な遺伝子改変ツールのCas9は先天性の病気などを将来的に無くすことを期待されている画期的なツールですから、病気に強くなったり、種特有の病気に罹らなくなったりといったことは割と実現が近いのではないかと思っています。また、性格や攻撃性に関するゲノム領域があるのであれば、そういったところも操れるようになれるのかなと考えています。

しかし仰る通り、特性を維持していかなければならないことを考えると、遺伝子組み換えにより生じた形質が次世代においても発現するかは、発現するかしないかは環境によっても変化するそうですから、また別の問題なのかもしれませんね。


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12・ 南々浦こんろ
>>10 ・にわかの底力 さん
外見とか大きさなら、もしかしたら可能かもしれませんね。
さらに進展してシェパードに付いて回る宿命的性質、胃腸や皮膚の弱さ、決して長くない寿命などが克服されるなら凄い事だと思います。

ただし品種本来の能力が維持されるというのが僕個人の絶対条件ですが …… ジャーマンシェパードの独自性は、実は肉体面には関係していないのです。体格は使役犬の中では中程度、噛む力はどちらかと言えば弱め、走る速度・ジャンプ能力・嗅覚は全て並みの能力です。
では何が凄いのかと言うと、命令に対する従順さ、命令を完遂する事に対する執着性、指示をじっと待ち続ける集中力(警察犬訓練ではそ
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11・ にわかの底力
すみません、いきなり話が大きく逸れてしまった。
遺伝子工学は分子生物学の応用という認識でゲノム編集を引っ張って来ました。
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10・ にわかの底力
>>9 ・南々浦こんろ さん
どうも私は性格を人間的に捉えてしまうからいけないのですね。
最近ではゲノム編集なんかで交配せずとも理想的な性質を作れるようになってきているそうですが、いずれ人間の理想を完全に実現した犬が、これは犬じゃ無くてもいいのですが、作られる時代も近いかもしれません。
しかし遺伝子をヒモのように切って貼っつけて、すごい技術ですね。
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9・ 南々浦こんろ
>>8 ・にわかの底力 さん
犬の性格は品種ごとに特有の形質、遺伝するものと言っても良いかと思います。
ざっくり表現すると静かな犬の子犬は総じておとなしく、ケンカっ早い犬からは人に噛みつく子犬が生まれやすいですね。
後天的な育成条件で多少の変化があったり愛玩犬の血統から使役犬にも劣らない名犬が現れたりする事もあるのでしょうが、おそらく可能性としては低くなりそうです。

上のような書き方をしてしまうと機能優先な血統主義に凝り固まった感じもしますけど、それとは逆の可能性として忘れてはならないのが「雑種」の存在です。
複数のサーチライトが交差した時に一瞬の強い光点ができるように、異なる血統
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8・ にわかの底力
自分は何やら突然変異かなんかによって種類が枝分かれしていくといった、生物の進化論などから来たイメージが先行していました。
犬も猫も豚も金魚も、身の回りの生き物は品種交配によって人為的に作られた種なんですね。
一つ気になったのですが、優れた犬種を選抜して交配し、より優秀な犬種をつくるといった話がありましたが、人間にとって優秀であるか否かは忠誠心や大人しさといった、性格的な部分で評価されることが多いと思うんです。
性格というのは、遺伝的な要素なんでしょうか。
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7・ 南々浦こんろ
とは言え、この犬種が高く評価され世界に広がって行く過程で、自然と人為的な選択と隔離が起きています。
大元のドイツで生まれたシェパードのオスを僕は一頭だけ世話した事があるのですが、シェパードはシェパードでも日本のものとは体格や身ごなしに微妙な差異がありました。

映像で見た限りでは、北米のシェパードも少し印象が違います。これから幾世代も重ねるうちに、いつか「アメリカン・ジャーマンシェパード」とか「日本ジャーマンシェパード」のようなグループ化が必要になるのかもしれません。
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6・ 南々浦こんろ
>>5 ・にわかの底力 さん
牧羊犬は世界の様々な地方で、目的や環境に応じてそれぞれ独自に育成されてきた使役犬の総称です。ジャーマンシェパードの場合はヨーロッパのアルザス地方で育てられてきた多くの血統の中から、特に扱いやすさに重点を置いて選抜され交配を重ねた犬種が結果として「ジャーマンシェパード」と呼ばれるようになった …… みたいな感じではないかと想像します。
つまり犬種が多様に分かれたというより、元々いっぱいいた犬の中から良い犬を掛け合わせて行ったらジャーマンシェパードになった、という考え方ですね。
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5・ にわかの底力
>>4 ・南々浦こんろ さん
ドイツ原産の元は牧羊犬だったってことは知っています。それだけです。シェパードは他にもスイス・シェパードなどおりますけど、彼らはやはり同じルーツなんですか?
でしたらどのあたりでシェパードは多種に分かれたのか、気になります。
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4・ 南々浦こんろ
>>3 ・にわかの底力 さん
エントロピーを逃がす、というのは凄く面白い表現ですね。いかにも物理学的な、斬新な捉え方だと思います。
僕は物事を単純に考えるタイプなので、「生命とは」みたいな深い話題は恥ずかしいんですけど少し苦手なんですよね …… 。
ジャーマン・シェパードの血統とかの話ですと熱く語れます。
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3・ にわかの底力
>>2 ・南々浦こんろ さん
ダーウィンもグルードも進化論でおなじみの方ですね。分子生物学ですか。今年のノーベル医学賞はmRNA関係でしたね。
分子生物学の分野に含むかはわかりませんが、シュレーディンガーの猫でおなじみ物理学者のシュレーディンガー氏が「生命とは何か」という本を出していまして、原本を読んだことはないですが、解説書みたいなものを読んだことがあります。熱力学では物体は崩壊して平衡状態となるはずなのになぜ生物はそうはならないかという問いに対して、代謝によって体外にエントロピーを逃がすことで、低エントロピー状態を維持しているからとかいった説を唱えていました。このネゲントロピーの
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2・ 南々浦こんろ
僕は分子生物学を学びました。勉強して行くうちに理論より実践の方が楽しくなって、今は造園関係の仕事をしています。
尊敬する生物学者はチャールズ・ダーウィン、スティーブン・ジェイ・グールド。
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1・ にわかの底力
一応私は理系の人間ですから、こんなトピックも立ててみました。私は昔から宇宙物理学が好きでして、ホーキング博士の本は中学の時ものすごい苦労して読んだ記憶があります。本の中身はあいまいですが。
宇宙のことについて考えると、夜もぐっすりなんです。
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