休日マガジン

名もない小さな古本屋

「古本の　傷みいとおし　夜長かな」　あるおじさんが営む小さな古本屋。大きな書店のまねごとを始めるも...

今日の詩

一日のはじまりに詩を連ねています。

助走期間

「染まる色　決めかねて今　春惜しむ」代り映えのない生活を送る日々の「私」自分の居場所探しをする30代半ば女子。

可能性の隙間

「離れ行く　誰を想ひし　花木蓮 」　夫と別居中の「私」。恋愛対象外の一回り下の男性の初恋の思い出に耳を傾ける。

お元気ですか？～a pair 巡り合う偶然に

「はじまりを便りに探す去年今年（こぞことし）」 まだメールやSNSがない頃の恋愛遍歴を古本に挟まれた手紙に見つけ...

Let it go

「風運ぶ　綿毛いつしか　春の色」恋人と幸せに暮らす「私」12年ぶりに友人の結婚式で再会したのは初恋の彼。　

変更線

「伸ばす手に　何も当たらず　星月夜」初めての彼女が出来たと思ったら遠距離恋愛に。すれ違いそうになる80年代の高校生の恋。

ここで私は...

「月冴える朧な我にかまわずに」時代は1980年代。遠距離の彼に思いを抱える留学生。メールのない時代のもどかしい気持ち。