よくなる薬

揃いの歩幅で。

共に歩む僕ら

迫る影はすぐそこに

追う影はやって来る

わかれ、わかれて

捉え方の違う2人の旅人

青い心臓

鼓動は全速力で

気になって、目が離せない

知っている気、知らない木

小さな誤解と大きな損失

最後の人類が残したもの

花咲く乙女は染まりて

あの花になれたなら

騒がしい世界

”騒々しい“を知りたくて

聴こえるのは、苦じゃない

届けたい歌に、どうか気づいて

リモコンひとつで消えるだけ

やつの今は、みんなの昔

銀の踊り子

あなたの輝きが、私だけのものでありますように

止め処なく彩られるこの世界の儚さよ

丘に咲く花に水はいらない

十三本の花を君に

夢中さ君は

この思い出は愛しくて儚い

色付く頃にノックして

街にお菓子の香りが溢れる季節、首なしの子はやって来る

運のないやつら

目には目を、泥棒には泥棒を

流線形には逆らえない

別の人のもとへ行く君を隣に乗せて

コンロ上の別れ

空から降るのは、白い玉と謎の四角い箱

かさならない夜

一番きれいな月の夜に、また会おう

夜の訪問者

真夜中に訪ねてきた謎の男と謎の箱

たとえば横にいれば

事故により記憶を失った私の、あの日を知る鍵は1枚のハンカチ

ひとりごと

男のひとりごとはなんだか虚しい

君とはここまで。

夏の夜は、長くて短い

雨の国

雨が止まない国に訪れたその男は「雨を買いたい」と言ってきた

叶え難き願いが叶うとき

ある迷信があった。

恐怖探偵

恐怖を扱う探偵社

死者の送迎

仕事をおわらせたい死神と、死を拒否する死者

窓のある生活

窓から見えるのは、あの頃の景色

目に見えることがすべて