自己紹介

 僕の今住んでいる世界は、永遠の反証の世界だ。  これがもし例の彼の言った氷のように澄み渡った神経の世界ならば、なるほど、彼の死んだのも道理に思われてならない。  その状況を唯一支えられるのは、自覚性