天女の灰

動機も証拠もないが、お前が犯人だ――!

あゆみん(菱沼あゆ)

4時間45分 (170,494文字)
現場に流れるアブラハムの唄――。

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あらすじ

 大塚北署の課長、二ノ宮漱子(そうこ)は、たまたま夜道で出会った興信所の男、斉上(さいしょう)哲也に、勘だけで、殺人事件の犯人呼ばわりされてしまう。  呆れながらも、付きまとう斉上と行動を共にするよ

感想・レビュー 3

子どもみたいにわんわん泣きたくなる

切なく、重く、苦く。 爽やかで甘い恋を軸に巡るのは人間の一番深い欲の闇…そんな感じ。 読んだ直後は、たくさんの大好きなキャラ達の心を思って大声で泣きたい気分になりました。 余りに悲しくて、読んだこと
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とても、とても、よかったです!!!

この作品を拝読するのは二度目なのですが、正直、前よりも感動致しました!張り巡らされた伏せん、それらの見事な回収、、、それを上回る登場人物達の魅力に惹き付けられ、一気に読んじゃいました。公平と天子、美し
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ヒロインは魔性の女ですね。 出逢った男たちを虜にし、その運命を狂わせる。彼女を愛したがゆえに、罪を犯しても、命を失っても、彼らは本望だったんでしょう。最期の瞬間に彼女を目に映せたのが至福とばかりに……
ネタバレあり
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