このコンテストは受付を終了しました

怖い話コンテスト3連発!第1弾 リアル怪談コンテスト

選考結果発表

たくさんのご応募をありがとうございました。 今回は、「リアル怪談コンテスト」ということで、リアルさ(本当にあったと思わせる力)、恐怖感(とにかく怖いと思わせる力)の2点で選考させていただきました。 「リアル怪談」としての観点から選考させていただいたため、フィクション感が強かった作品は残念ながら見送らせていただいています。 しかしながら、そうした中でも作品単体として非常にレベルが高かった作品は、特別に優秀作品として選出させていただきました。 ※なお、大賞~佳作の作品は竹書房刊行ホラー短編集へ収録が検討されます。

大賞(賞金3万円+選評)1名

主人公の体験した実話だと思わせるリアリティ。ぞっとする恐怖感。求める二つの要素が完璧に揃った秀作でした。半信半疑であった主人公が徐々に恐怖に陥る過程、不気味な後味を残すラストは忘れがたいインパクトがあります。

準大賞(賞金2万円+選評)1名

事故物件をめぐる3人の女友達の恐怖体験。緊迫感のある怪異描写、裏をかくような展開の連続に惹きつけられました。ストーリー性の高い作品ながら、リアル怪談としての一線は越えない絶妙さが光りました。

入賞(賞金1万円+選評)1名

カラオケボックスという密室空間で起きた怪異。自分には何も見えず、聞こえず、気配も感じていなかったのに、実際はすぐそばにいたという所に底知れぬ恐怖を感じます。

佳作

一人の少年が体験した怪異が、やがて複数の仲間たちの共有体験となり、最後その怪異が動かざる証拠として残る流れに怪談としてのカタルシスがあり良かったです。
リアルさ。恐ろしさ。新鮮さ。怪談に欲しい3要素のうち、新鮮さの点で特に目をひかれました。人間描写もうまく、リアリティがありました。
短いながらも不気味なインパクトがありました。リアリティとしてはギリギリの線ですが、簡潔な文章で淡々と進む話の筋に引き込まれます。
実際にこんなこともあるのだろうと素直に思える作品。科学の世界に属する医者が非科学的な領域の存在を認めているところが斬新でした。
子供たちの感じた純粋な恐怖がまっすぐに伝わってくる。少し不思議さの残るラスト、少年時代のノスタルジックな味わいが良かったです。
姉の異変の理由が気になり話に引き込まれました。霊能者が全ての答えを明かすのは若干安易でもありますが、一定のリアリティとカタルシスがあると思います。
ハイヒールの足音が響く…一見よくある怪異ですが、主人公の隣人の先輩の存在が不気味で、心霊的恐怖とサイコ的恐怖があいまった良作でした。
怪談らしい作品。短い中に生々しい現実感、インパクト、気味の悪さが詰まっていて良かったと思います。

スケジュール

■募集期間 2017年5月22日(月)17:00:00 〜 2017年6月18日(日)23:59:59 ■結果発表 中間発表:なし 最終結果発表:2017年8月上旬予定

大賞(賞金3万円+選評)1作品 準大賞(賞金2万円+選評)1作品 入賞(賞金1万円+選評)1作品 佳作数作品(選評) ※大賞~佳作の作品は竹書房刊行ホラー短編集へ収録が検討されます ※該当なしの場合もあります

募集内容

ホラーコンテスト3連発!第1弾! 第1弾はエブリスタ×竹書房でお贈りする「リアル怪談」コンテスト。 リアルな話でかつ「オバケ=心霊」が出てくる怪談を大募集します。 実体験や誰かから聞いた話などでも構いません。 ノンフィクションもしくはホラーカテゴリの短編を投稿してください。 受賞作品は竹書房刊行の短編集に収録のチャンス!

応募要項

①現実世界を舞台にした心霊系の怖い話 (時代、場所は問いません) ※非公開作品は審査対象外となります ②ホラー、もしくはノンフィクションカテゴリでの投稿 ③字数は100文字〜15000文字 ※上記2項目に沿っていない作品は選考外となります ※お一人様、何作品でも応募頂くことが可能です ※新作推奨ですが、過去作・他の賞で落選した作品を上記の形に再構成して応募戴くのも歓迎です ※完結している必要はありませんが、〆切時点での完成度も選考の対象となります ※エブリスタ内の他公式イベント(重複応募を許容しているイベント)との重複応募も可能です

応募条件

・シリーズ設定されている作品も、エントリーされた話のみが対象となります。 ・エブリスタ上での有料作品・無料作品のどちらでも応募可能です。 ・応募締切り後の作品編集可。 ※ただし、審査は、締め切り時点2017年6月18日(日)23:59:59のデータで行います。 ・エブリスタ内の公式イベントや、他サイト等の文学賞で過去に受賞した作品は選考対象外とします。

コンテストの注意事項(必読)