Satori

今回のイベント作品はコラボレーションということで楽しみにしていました。 『夜朝』ではヒロインの背中を押す役割も兼ねた、恋のアドバイザーでもあった夏希の、心の裏側が覗ける作品。本編を思い起こしながら読むと、なんとも切ない。 素直な自分を出せる人に、自分でも気付かないうちに心を動かされていた、というだけでも短編で細かに描写するのは難しいと思うのですが、その前にもう一工程あるので、まとめるのに苦労されたのではないかと思います。 別れから始まる恋の話という意味では『夜朝』とこの作品はとても似ているのですが、欠点?がある分、夏希のほうが読者には身近に感じるかもしれません。 中盤あたりかな? 要が用意した食事を香りで察知し(笑)無邪気に喜んだり、家事能力のなさを言い訳する姿は、読んでいて微笑ましいやり取りでお気に入りです。 後半パリの街が舞台で楽しめました。しかし、20区は行ったことないな~と。今度泊まってみます。私はまだまだフランス通とは程遠いようでした(笑)
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Satoriさま、『明け方の眠り姫』にレビューをありがとうございました。 ヒロインの夏希は『夜朝』からの出張出演?wということで、すでに下地があったので、まず、この短編だけを読む方にも彼女のこれまでが伝わるように書くことを心掛けました。 ……結果、すっごい難しかった(笑) サトリンにはお見通しだと思うけど、何度も何度も書き直しました。 これまでスピンオフ的なお話をあまり書いたことがなかったので、とても勉強になりました。 もうちょっと簡潔に、そして読者さんの感情にダイレクトに伝わるような(どうしてもただのあらすじのような文章になってしまうので、読みながら夏希の過去に感情移入できるような)書
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そうそう、前提がある話って、またゼロから書こうとしてもなかなか難しいんだよね~。 説明がましくも出来ないし、かといってあまりにも繋がりがなかったら、もうこれ別人でいいんじゃね?ってなるし。 私は前提を知ってて読んでたから、あーあー、三浦さんねとか、麻倉ねって思いながら読んじゃうけど、結婚式の場面とか、結構ゼロから読む人を意識して書いてたでしょ? 元読者からしたら寂しくもあるけど、初めて読む人を中心に考えるならあの書き方は正解だと思う。 夏希がどっぷり三浦の世界にはまった書き方をしちゃうともっとそこを書かなきゃ読者の感情もついてこれなくなっちゃうし。そこを深く書きすぎると、要に落ちるまでを書
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