淡々と積み重ねる息苦しい日常。 時折顔をのぞかせる、美しくも優しい自然の描写。 その狭間を行ったり来たり、揺れるヒロインはそのまま今の彼女を表していたのでしょう。 温かい食べ物飲み物を欲するところがまた切ない。 戦わないとイケナイ その意識は痛いほどわかります。そういう読者様も多いのではないでしょうか。 そこへ絶妙のタイミングで……虫の知らせとはよく言ったものです。 展開部の口述の違いはやはりお見事。 きっかけは、なかなか掴めないものです。 余裕というものも、作ろうと思って自分で切り替えるのは難しい。 愛されていることを思い出そう。 それが1番の成功の秘訣かもしれません。 そして愛せることを思い出そう。 深呼吸して、ゆっくりと。 今の何かを犠牲にしても、そういう時間を持つことも大事なのでしょう。 多くの人に響く、等身大の物語。 疲れた大人にぜひ読んで頂きたい作品です。
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うちゃ、読みに来てくれて、こんな素敵なレビューまで、うれしいー(´∀`*) 母親に対するラブレターみたいなお話を書きたかったんだ^ ^ つらいなぁと思った時に、なぜか、電話をくれることが多いから、不思議だなぁと思ってて… 離れて暮らしていても、きっと、娘のことを考えてくれてるんだね。 直接本人には恥ずかしくて言えないので、作品として、残しておきたかった。 でも、読んでもらうことは、ないと思う。 それも、恥ずかしすぎるから(笑) いつも、あたたかく見守ってくれて、ありがとー(´∀`*)

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