改めて読ませて頂きました! 最後のページの、このコントラストは美しくないという一文が、この作品を上手くまとめ上げていると感じました。 社会の歯車として、無意識的に自分の価値を決めつけ、足掻こうとしない人。 夢はあった。子供の頃は夢が沢山合って、両手の指では足りなかった。そんな純粋な頃、きっとみんなあるはずです。 でも、大人になると、天井が見える。夢は、諦めたり、忘れたりして、どんどん減っていく。 そして、ゼロになる。 以下は極論です。 夢も無く、ただ漫然と生きてる人って、この作品のピエロと同じではないか? そして、そんなピエロになった人々を利用して、自分の手も汚さずに、金儲けをしている人が居るのも、事実です。 心が壊れたピエロは、その命を絶つこともあるでしょう。何かイレギュラーがあったとき、組織自体が脆く崩れ去ることもあるでしょう。 組織が無くなって、外の世界に放り出されたピエロはどうなるのでしょうか? 夢も無ければ、与えられた仕事だけをこなしてきたピエロは生きていく術すらも無いかもしれません。 長々と書きましたが、個人的に、昨今のブラック企業問題に重ねて読んでしまいました。 だからこそ、最後のページの一文が心に響いたのかもしれませんね。
・2件
今更ながらの返信ですみません(^^;) レビューありがとです! 夢も無く、ただ漫然と生きてる人って、この作品のピエロと同じではないか? ↑この読み取り方、素敵ですーー! もうほんと、夢がない人が今は本当に多いようで、私の中でそんな人たちに投げ抱えられる作品というのをよく模索したりするんです。結果的に、そういうものよりも、自分が思う自分らしい作品に落ち着いていたりするんですが…笑 これは、本当に読む人読む人が色んなものに当てはめて読んで下さって、見解を聞くのが楽しいという意味でも1番の作品です(*´ω`*) 勿論、書くのが1番楽しかったわけですが。笑 素敵なレビューをありがとうございました
1件
ピエロの人形かな? 抽象的な存在の視点で物語が進むから、物語に対して考える自由度が高いんですよね(*´∀`) そこがいい(^∇^) こういう構成はやってみたいけど、難しいなぁ。。。 お待ちしてます(≧▽≦) って、言うても、僕の所は気が向いたらでいいですよー(>_<)ゞ

/1ページ

1件