くもり

リアルタイムで読むべき一作
む、むずい…。 SWIFTって何や? 冒頭からものすごい情報量で、平和な極東に住むオバサンはコンフィデンスマンの世界に招かれているのかと思いました。 だけど、なぜこんなにも多くの情報を提示する必要があるのでしょう? それは、曾祖母の絵の秘密を探るために主人公が「タイムトラベル」をするからで…。 黒澤明作品など、知識がないことが悔やまれますが、「夢も現も虚構でできている」。情報の洪水は、まるで自分がどこに立っているのか分からなくなるような感覚にさせられます。 その中から真実を一つでも見つけることが、できるでしょうか。嘘みたいな映像を毎朝見ざるを得ない私たちに、この作品は何かを訴えかけていると思いました。
1件・4件
コンフィデンスマンではないので安心してください(笑) 情報が垂れ流しになっている現代社会において、何が正しくて何が間違っているかを判断するのはとても難しくなっています。 なんでもかんでも疑えばいい、というわけではありませんが、嘘の情報に踊らされて誰かの操り人形になるのは嫌だな、と思ってこの作品を書きました。 難しく言うと、ポピュリズム、衆愚政治の危険性を説いていますが、日本に入ってくる情報はなかなかにモザイクがかけられていますよねって事ですね(^◇^;) テレビのコメンテーターなんて勝手なことを言うだけですが、犠牲になろうとしている人たちは必死に戦っています。 創作には力があります。そ
1件3件
本当にそうですネ…。 皆あまりにも同じことを言うものだから、この国に自由はあるのか…と逆に思ってしまったりします。 テレビがつまらなくなったのも、見えない思想統制があるから、なんですよね…。 曾祖母の絵のように、表面だけではなく真ん中にあるものを見なきゃいけない。 いろいろ考えさせられました。
1件

/1ページ

1件