Joe Jan Jack

大人の階段昇る青春ストーリー。
双子の片割れに引け目を感じる蛍。 蛍との関係に悩む?昴。 進路に迷う先輩、親と確執がある後輩。 高校生男子たちの青春が綴られた、爽やかな物語でした。 メインジャンルは「現代ファンタジー」でしたが、狐神とのエピソードは支線の扱いだったかなと思います。 男の子たちの「彼らなりのリアル」が読み応えがあるので、青春モノとして楽しみました。 狐神の白と蛍の関係は切なかったですね。 自分だったら、誰にも知られないようにするかなーと思って読んでいたら、あ、みんなを連れてってしまうのね…という意外さがありました。 でも仲間あっての〜、の文脈で、本筋ときっちり折り合いがつけられていて、一見合わなそうな青春ワチャワチャ×切ないファンタジーが上手いこと共存してます。 白以外に主要な女性キャラがいないこともあり、男子学生の世界と非日常(蛍にとっては大人への階段)のコントラストを表す仕掛けのように感じました。
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どうもどうも! 丁寧なご感想、ありがとうございますぅ✨ 深くまで読み込んで下さって、作家冥利につきますねぇ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 多感な時期に出会ったことはきっと将来にも役立つ事ですし、メンバーの皆が経験を活かして大人になって欲しいなぁと思っておりますぅ\(//∇//)\ この度はありがとうございましたぁ!
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