鯉女(こいのめ)

女は鯉の影に憑かれている……

紅屋楓

7分 (4,131文字)
本作の「金松葉」は鯉の実際の品種「銀松葉」のもじりです。

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あらすじ

※些か古典ちっくな文体です。 澪をひく和船が一匹の鯉を連れ立ってきたのは神無月のころである――。 妻が過去に不貞をはたらいたということから女人に恐れをなした父親により異性装の狩衣に身を包む少女は辺境の

目次 1エピソード

感想・レビュー 10

ちはやぶる 神代もきかず龍田川

ポイズントピから伺いましたぁ! いやはや、表現力! 素晴らしいですねぇ……。 結末まで息を呑むのも忘れて読み耽りましたよぉ 特に金松葉との逢瀬は叙情的で、尚且つ神秘的な儀式を見ているような気持ちにな
ネタバレあり

第5回コサキサク賞に参加ありがとうございます。

 第5回コサキサク賞に参加ありがとうございます。レビューに参りました。  古典的な言葉づかいで、少し難しくはありますが、凄まじい表現力のおかげで引き込まれました。序盤の、主人公以外の者が狩りに出ている
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美しい文章

トピックに参加いただき、ありがとうございます。 遅くなってすみません。師走こなゆきです。 古典チックな文体ということで、初めはとっつき辛さ(私が学生時代もあまり古典が得意ではなかったもので)もありま
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