手から砂がこぼれるみたいに

俺と真都の日々はまるで手から砂がこぼれるみたいな日々だった

結城太郎

BL 完結 過激表現
34分 (19,983文字)
別サイトからお引越し作品です

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あらすじ

ある日、俺の家に養子としてやって来た美しい少年真都。 双子の兄である詩と親密な関係になった真都を俺は密かに思っていた。 そして、ある冷たい雨の日。詩は急死する。 それ以来、詩を失った真都は俺を詩と呼ぶ

感想・レビュー 1

傷を持ったふたりが

癒えない傷を持つふたりがすれ違いながらも、深くつながっている物語です。 じくじくと血を流しながら、同時に情をあふれさせている。 作者は「暗い」と位置付けるけれど、ふたりの関係は、奥底から輝きを放ってい
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その他情報

公開日 2019/12/3