父に言えなかった言葉

毎年誕生日に帰って来る父、そんな父を思春期の私は嫌っていた。でもある日、父の本当の姿を知った私は二つの大きな夢を抱いた

みぐ

14分 (7,995文字)
超・妄想コンテスト『言えなかった言葉』の応募作品です。素敵な表紙絵は『夢 餡子』さんに描いて頂きました。

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あらすじ

もう十年以上も海外で働いている父は、毎年私の誕生日にプレゼントを抱えて帰って来てくれる。それを幼い私は心待ちにしていた。 しかし、ある誕生日に父が帰国出来なかったことから私は父を無視し始めてしまう。そ

感想・レビュー 3

令和の最高傑作!

どうも、兎と銀の鍵の守護者です🐰 いつも、私の新作にぺコメやスターをありがとうございます。 遅ればせながら、みぐさんの新作である『父に言えなかった言葉』、拝見させて頂きました。 序盤からドラマらしさ
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素晴らしいお話です!

Web小説は、拙作を含めて、話を盛り上げるのが主流で、あまり深く掘り下げないエンターテイメント型の小説が多いですが、この作品は、エンターテイメント小説に慣れた方にも、ぜひとも読んで頂きたい中身のある小
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我々が『言えなかった言葉』

人は、どれだけの負荷を己に課せば「自分は生きている」と実感するのだろうか。 そこに、普遍的な模範解答は存在しない事でしょう。 ある人は、まるで海底に潜む貝の如くじっとしているだけでも充分な『生きる実感
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