罪と罰

自分の中では問題作ですが、現実におそらくある世界でしょう。そこまで責めないであげて、という思いで書きました。

山城 木緑

恋愛 完結
13分 (7,222文字)
我ながらこういうの書くと思ってなかったです。でも、ひとつの尊い恋であるとすれば、美しく描いてあげたい。

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あらすじ

わたしは、ただ篠原さんの優しさに惹かれた。 それが罪ならば、罰を受けるものならば、どうか人間をそのように産まないでほしかった。

感想・レビュー 2

愛という名の罪と夜明けという名の罰

妻子持ちの先輩、篠原を好きなってしまった沙耶。愛はとても難しい感情で、心と体が本能的に求めてしまう。彼女は自分が罪を犯していると自覚しながらも本能に逆らえず、篠原を愛してしまった。クライマックス、二人
ネタバレあり
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『つぐない』とセットで読んでほしい作品

重く、苦しく、そして切ない作品です。 山城さんが以前発表された『つぐない』と共通するものを感じました。 両作品の主人公は罪を犯していますが、罪があっても一人の人間なのだと山城さんは愛情を注ぎます。
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