私の花魁ひざくりげ

時は江戸時代。吉原遊郭に売られた少女は自分の悲運な人生に折れることなく、たくましくも真っ直ぐに生きた恋愛物語……

タニマリ

恋愛 完結
1時間1分 (36,313文字)
表紙のイラストのような挿絵がてんこ盛りです♪

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あらすじ

安政4年、時は江戸時代末期。9歳の私は吉原へと連れてこられた。 そこで見かけた花魁道中……この世のものとは思えない美しさに一瞬で心を奪われた。 この出逢いが私の運命を決定づけた。 遊郭に売られた自分の

感想・レビュー 2

裏切らないタニマリマジック!

吉原という遊郭においての遊女の世界。花魁にあこがれて切磋琢磨していく小春に花月が現れる。タニマリさんの得意技、イケメン男子のじわじわとした「じらし」が物語を最後まで引っ張ってくれます。本当の「粋」とは
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吉原について詳しく調べられた、素敵な作品です!

最後まで一気に読ませていただきました。 吉原に居る女性たちからすると、ごく普通の生活を送れるということがどれだけ恵まれているかということを深く考えさせられます。高尾姉さんの最期は残念でしたが、小春が幸
ネタバレあり
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