【掌編】クローン探偵事務所 『最後の歌姫』

我々はクローンによるクローンのためのクローン探偵事務所です。

南雲一乃(旧:雲灯)

SF 完結
14分 (7,930文字)
2022/2/25(金)発売「5分後に犯人に迫るラスト」収録作品です

55 1,048

あらすじ

美貌の男リ・ローデンは、自身がクローンでありながらクローンがらみの事件を扱う探偵である。 客・歌手ともにクローン禁制のオペラで有名な劇場から、〝探しもの〟の依頼が入った。 いま一斉を風靡するソプラノ歌

シリーズタグ

感想・レビュー 3

SFらしくかつ独特な世界観とピリッと皮肉の効いた結末

普段長編を書くことが多いので短編を勉強したく読ませていただきました。 クローンをめぐる設定やセリフの中に漂う皮肉が秀逸です。クローンに人権を認めない人間。では代わりのきく人間の価値はと、考えさせられま
ネタバレあり
1件3件

はたして彼はホームズか

タイトルを見た時から、「これは読まにゃあかんやつや」と思っていた作品です。だって、クローンだもの(笑) ネタバレありにチェックをつけたので、遠慮なく。 読んで興奮しましたよね、皆さん。最高の出来栄え
ネタバレあり
3件2件

理想の探偵もの

雲灯さん。 クオリティが高すぎます! 読み終わった時、しばらくページを閉じることが出来ませんでした。満足感がありすぎて!感動! キャラクター、世界観、ストーリー構成、どれをとっても理想的です。私が探
2件2件