臆病者の愛

僕はゴマだ。山下家の家族。僕は生まれて一度も、誰かに怒りを感じた事がない。

羽餅 みな

14分 (7,988文字)
つわりが少し治まって、勢い余って書きました。

27 2,245

あらすじ

片田舎に住むゴマは、真っ黒な体に自慢の尻尾を持つ犬だ。 とても臆病だけれど、家族皆に愛されて、幸せな毎日を過ごしている。 その性分のせいで、ゴマは誰かに怒った事が一度もなかった。 ある日、あの事件に出

感想・レビュー 4

涙なしでは読めない作品です!

犬目線で進んでいくお話は感情がひしひしと伝わってきて、細かい部分まで鮮明に描かれていました。 家族みんなから愛されて幸せいっぱい序盤は、のほほんと温かい気持ちにさせてくれます。 散歩が好きで猫にさえ
ネタバレあり
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落涙必至!

エブリスタの小説で初めて泣きました……。レビューを書こうと読み返してまた泣きました。羽餅さん、反則ですよ…! 羽餅さんらしいあたたかみのある文体で、一つの家族の在り方と、一匹の犬の人生が丁寧に描かれて
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最近小説を読んで泣いていない人にお薦め

ペットが飼い主の子供を守って殺されてしまう。 まぁ、ベタといえばベタな物語ではあるのですが、だからこそ確実に感動が出来て、涙を流せる作品でもあります。 最近小説を読んで泣いていない方にお勧めです。
ネタバレあり
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