感想・レビュー一覧 6件

支えがあればこそ

良くも悪くも子供は親の背中を見て育つ。子供時代に虐待を受けた経験は、悪い意味で引き継がれてしまう。 その連鎖を断ち切れなければいけないと頭ではわかっていても、「自分は子どものためにやっている」と言う意
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風化していく思いを保存することの大切さ。

個人的な話をあえてここに書こうと思います。 私の、父の兄弟、母の兄弟、そして母の両親とも離婚しています。 なぜか別れるのが好きな家系なのです。 その中で、それを意識しつつも、必死で家庭のカタチだけで
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連鎖をさけたい思い

虐待を受けた子どもが親になったときその連鎖に狼狽し、過去の蓋が開いてしまうことがあります。 この話の主人公鞠花に夫から渡される眼鏡は、まさにそのきっかけとなりドキドキしました。その心配は無用でしたね。
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重いテーマの中での最後の救い。

鞠花という名前の女の子は母親から虐待される。 そして、それを子供にしてしまう。とても重いテーマです。アダルトチルドレンによる児童虐待の連鎖です。そしてそれを救うのは、夫の持って来た一本の眼鏡でした。と
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瞳そらさないで

 レビュータイトルはDEENのヒット曲である。とくに歌詞が本作と関係があるわけではないことをお断りしておきたい。  Adult Children(AC)を扱った、深く考えさせられるテーマの一作。チャイ
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家族は敵ではない。

本作はアダルトチルドレン、児童虐待という、とても重い内容を含んでいるが、そこにとぼけた夫とメガネを絡ませることでふんわりとした、な優しい物語にすることに成功している。 虐待へ「あと少しだけ」まで追い詰
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