猫と玄関と寒がりの俺

玄関が開いていた。だから金目のものを盗もうと思った。

鳥谷綾斗

13分 (7,221文字)
犯罪者のほとんどが犯行時はこんな感じのような気がします。

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あらすじ

仕事を失い、寒い中、眠気と飢えを抱えながら町を彷徨っていた陸人(りくと)。 すると、裕福そうな家の玄関を開いているのを目にした。 寒い。眠い。腹が減った……それしか考えられず、陸人はその家の中に入る。

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