盲聾

見えない世界と聞こえない世界

はの

7分 (3,745文字)
非大正ラブロマンス物語。大正時代でもないし、ラブロマンスでもない。

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あらすじ

小僧が連れてこられたのは、大きな屋敷の敷地内にある小さな離れ。 屋敷の主が、娘を一人住まわせるために作った建物です。 「お前が欲しいと言っていた話し相手だ。耳が聞こえんから筆談になるがな」 小さな

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

まるでお伽噺のような

しかし現実は酷なものです。 ふと、最後の地獄のシーンはシュレディンガーの猫箱のような世界だと感じました。 何もない地獄に連れ添った二人が居るのは本当なのかしらんと。だって誰も確かめることは出来ないので
ネタバレあり
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