そして、時夫の時が動き出す

17歳の青年は白黒の部屋の中で唯一人、友達を待っていた。10年前まで一緒にいろんな世界を冒険した、唯一無二の友達だった。

憂鬱

11分 (6,194文字)
超妄想コンテスト「久しぶり」の応募作品です。是非お読みください。

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あらすじ

僕の名前は時夫、17歳。なんで白黒の部屋に一人でいるのかって? それは大切な友達を待っているからさ。 この部屋に住み続けて、もう10年になるよ。びっくりするでしょ? 「こんな長い年月が経過してでも待

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