澄瀬 凛

孵化待ちのひとり。孵化後のひとり。

孵化待ちの卵というキーワード。 一見子どもだが一途で 深い彼の想いが絶妙に重なり、 こちらも孵化直前の卵の中にいるかのように、 心があたたかくなりました。 先生の独白、その心理描写も素敵でした。 ハリ
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澄瀬 凛

作者の母性が良く伝わる物語。

痛みの不法投棄、という文言に惹かれつつ 読み進めていくと、作者様の母性が 深く心に染み渡る様に伝わってくる、 素敵な物語でした。 痛いの痛いの飛んでいけ〜の言葉と その意味する通りの不思議な力を巡る思
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澄瀬 凛

物質たちの反乱。

もう物質云々の視点のお話、 というだけでワクワクしました✨ タンスの角やらシャンプーやら スニーカーの靴紐やら。 それぞれがそれぞれのやり方で 人間たちへの反乱を起こす。 その数々の方法に、 始終ニヤ
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澄瀬 凛

体のあちらこちらから。

お腹が空いたことで鳴り響く、体のあらゆる場所から次々と届く内線。 多種多様な反応を見せるそれぞれの臓器たち。 体内のあらゆる場所を経由したのち、そして鳴る、お腹の音。 もうこのアイデアだけで、やられて
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澄瀬 凛

可愛らしい罠と素敵なラスト✨

まず、自分と同じくらいのくまのぬいぐるみに顔を埋める姿。想像しただけで微笑ましくなりました😄 サンタクロースのソリは最高の研究対象。 飛行中の様子について聞きたい。 もうその子どもたちのサンタクロー
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澄瀬 凛

この作品の世界観、設定、アイデア、大好きです✨

漫画の原稿の中の問題を解決する探偵。 もうこのアイデアを聞いただけでわくわくしました😄 描こうとしていた漫画の中はアイデアが盗まれたために真っ白で、ボツになったアイデアのたまり場だからアイデアの墓場
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澄瀬 凛

とある職業の方とは…。

確かに、と思いました。 名探偵=殺人事件ありきな世間のイメージを考えると、そうなっちゃいますよね。おもわず笑ってしまいました。確かに名探偵とは同じ空間にいたくない。 それを身近な抽選というイベントや企
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澄瀬 凛

月極駐車場。

月極駐車場が本物の月の駐車場に。そのアイデアもさることながら、彼女との出会いがきっかけとなり抱いた彼の夢とラストのふたりの出会いの真相にはおもわずにんまり。 特に、月食を使った『返事』が良かったです。
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澄瀬 凛

証明写真。

映った人物の嘘を暴く証明写真。それだけでなく、美肌モードで嘘が隠蔽され、加工モードを嘘の詳細を映し出す、というアイデアが面白いです。 浮気相手の人数からの『隠しベイビー』のワードにはおもわず笑ってしま
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澄瀬 凛

ビビる家電。

ビビることで稼働する家電。そのアイデアで既に面白いですね。 あんまりビビらせ過ぎると、いつか感情が爆発してしまうのは人も物も一緒なのかも。 古い家電たちまで……というところにもまた秀逸さを感じ、さすが
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澄瀬 凛

掏摸におきた皮肉な結末。

面白かったです。 あえて盗ませた、善意だったはずのお金が一転。反転し、掏摸を飲み込む悪意へと変わった。 短いお話ながらちょっとしたドンデン返しが起きてひとりの人物の立場が反転する。 とても、面白かっ
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澄瀬 凛

トイレの花子さん。

まずウォシュレット付きのトイレにあの花子さん、というアイデアにおもわず笑ってしまいました。 確かに今の小学校のトイレは、そういう機能付きの明るい場所でもおかしくないですね。そんなところじゃ花子さんも怖
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澄瀬 凛

Bボタン……。

BボタンというAIの秀逸な裏設定がとにかく良かったです。 生きている者を救うためのAIが、裏設定によりその者の『今』の現実を突きつけ、現在の人生を崩壊させてしまう。 まさに因果応報的物語ながら、とても
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澄瀬 凛

美しい描写と意味深なラスト。

とにかく描写が美しかったです。 なによりラストの台詞。いくつの意味にも解釈でき、かつ不気味な、短いながらも余韻の残る作品でした。 作者様のこんな短編、また読んでみたいです。
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澄瀬 凛

嗤い、の意味。

楽しい楽しいお正月の定番……とおもいきや。 ラスト5ページにゾッとする。 これぞ恐怖の叙述トリック。ですね。 怖いですが、こういう幸福からの絶望への反転、面白いです。
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澄瀬 凛

親父の正体…。

正体が見事に反転。そして袈裟を身にまとった親父がマシンガンを……。ビジュアルを想像して、思わず笑ってしまいました。 このままカチコミを成功させて…。続編ができそうです。
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澄瀬 凛

二転三転。

追う側と追われる側が二転三転し、ラストに思いもよらぬ正体を見せる、追う者と追われる者。 こちらの作品でも、見事なオチにやられました。 相変わらず展開が秀逸で楽しませて頂きました。
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澄瀬 凛

ラストの関係性。

ラストの実は親子……の関係性にやられました。 タイトルにも思わず笑ってしまい、そういうことか!と納得。 かなり危ない教習所シリーズとしてシリーズものにしてほしいくらいです(笑)
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澄瀬 凛

異色の組み合わせ。

それぞれの天気の神様がまさかスマホ片手に……。 とても秀逸、かつ魅力的な組み合わせですね。 ストーリー展開も晴、曇、雨。それぞれの天気、ならではの設定にもニヤリとさせられました。 雨神を元気づける方法
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澄瀬 凛

見事に騙されました。

キルの意味もスナイパーの正体も見事に反転。 ミステリなどでよくある先入観を逆手にとった叙述トリック、でしょうか。 あの表紙画像から、いい意味で罠にハマっていました。短いながらも、面白かったです。
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澄瀬 凛

まさかまさかの連続でした。

ページひとつひとつに伏線が貼られ、ラスト数ページで全てが繋がって。思わず二度読み。騙されたと同時に楽しませても頂きました。 タイトルにもひねりがあって素敵です。
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澄瀬 凛

爆弾に警察。ミステリーと思いきや……。

登場人物、それぞれの気持ち、心情が伏線となって、ラストには繋がって意外な真相が明るみになる。 最後には物語のジャンルが反転。 いい意味で騙される、という面白さ。 良かったです。好みのお話でした。
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澄瀬 凛

犯人。

目撃者がまさかの名探偵に。犯人は刑事。 好きなシチュエーションと展開。面白かったです。
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澄瀬 凛

トリック。

一種の叙述トリック、でしょうか。そしてまさかの複数形。 意外性があり、面白かったです。最後のオチ(?)も。 これもまたシリーズ化できそうな雰囲気。 様々な泥棒と共に繰り広げられる様々な嘘のお話。 ア
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澄瀬 凛

惹きつけられるアイディア。

はじめまして。 ミステリを好んで読む傾向にある身としては、あらすじだけで推理する探偵、というアイディアに惹きつけられました。 荻原と萩原、それに基づいた推理、良かったです。 ぜひあらすじ探偵をシリーズ
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