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エブリスタ

居眠り猫さん

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自己紹介

訪問ありがとうございます。

『修羅の道』[リンク]
新選組を舞台にして、架空の人物が暴れまわり、それに土方歳三が便乗する話。おかげさまで完結しました。

『幕末技術者』[リンク]
幕末へタイムスリップした2人が幕末に技術革命を起こす。理系と文系が融合した小説です。

『豊玉短編集』[リンク]
土方歳三の少年・青年期を豊玉発句集の句に添えて書いていきます。更新遅いです。

好きなもの
発句、寺社旧跡巡り、日本伝統建築、小説執筆、新選組、古文漢文、百人一首、江戸民俗、力学、プログラミング、スケッチ、バレーボール、零戦、、、etc

苦手なもの
猫(特に、陽溜りでグデーっと惰眠を貪っている奴)


2013.10.8開始

地域:北海道

興味:小説 写真 旅行

作品一覧

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居眠り猫
居眠り猫さん
【作品】それでも彼女は――だから僕はについてのレビュー

英雄とは何か。


この物語は読む者にそう問いかける。


思うに、英雄とは後世の人間が決める場合と、同時代の人間が決める場合の2通りある。

我々が知る過去の英雄は、叙述された歴史に登場する英雄であり、後世の人間の主観が入る。

例えば、足利尊氏と楠正成。
彼らは大日本帝国という一つの国の終焉と共に180度評価が入れ変わった英雄と元英雄である。
何が彼らを英雄に仕立て上げるのかと言えば、時の為政者の都合。はたまた、民族の特性とも言える判官贔屓、その根っこにあるタタリの考え。


同時代の英雄を作るためにはメディアがなければならない。
メディアのおかげで「大衆」という観客が登場するようになる。

観客は、舞台上の人物をある時は英雄に仕立て上げ、ある時は無責任に引き摺り下ろす。英雄は、観衆がいての英雄であり、一人では英雄になりえないのである。

ヒトラーを英雄として一国の長に担ぎ上げたのは、世界で最も平和な憲法と言われたワイマール憲法と、そしてドイツ国民という大衆であった。そして、第三帝国の終焉を境に、ヒトラーは世界史上最悪の指導者として早々に英雄の地位を奪われた。


その時々によって簡単に覆される「英雄」たち。彼らは何を思うのだろうか。


そんなことを考えながら、もう一度この物語を最初のページから捲っていく。



英雄とは。


その問いかけと共に、自分では思いもつかなかった一つの考察を提案してくれている、そんな小説である。

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2015/07/19 23:26
コメント(3)

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