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『逆』桃太郎

小説 ファンタジー

『逆』日本昔話

『逆』桃太郎

万年金欠男

(5)

桃太郎を逆の立場から描いてみた!

完結

73ページ

更新:2014/06/06

説明

 昔話の中で最もメジャーな“桃太郎”

 誰でもスラスラとあらすじを語れるはず!

 そんな桃太郎を“桃太郎サイド”からではなく、“鬼サイド”から描いてみる!

 鬼とはなんぞや?
 桃太郎とはなんぞや?

 そんな話を“文才0”のオイラがダラダラと執筆してみる!!


 クリエ2作目にして、無謀にも長編に挑戦←

 その場の思い付きで書いていくんで、いつ終わるのか本人にも不明!キリッ

 生暖かい目で見て下さいな!





2014.04.21 執筆開始
2014.05.26 完結
2014.06.06 仮修正終了

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作品レビュー

熊川直孝
熊川直孝さん
【作品】逆日本昔話についてのレビュー

ネタバレ

 その世界観や設定の面白さに引き込まれて、一気に読ませて頂きました。

 普通、昔話を元にした創作小説を書こうとすると、大抵の作家さんは《ギャグに走りがち》なのですが、今作品は丁寧に、しかも日本人の『マレビト信仰』を窺わせる作風で、新解釈のストーリーを展開されていて好感が持てます。

 全編をイギリスの商船船員(作中から推察出来る)マイケル副船長による回想手記(もしかすると、航海日誌の可能性もある?)という形式で書かれたフラッシュバック・ストーリーです。
 予期せぬハプニングに巻き込まれ、否応無しに島民と接触を図らなければならなくなった乗組員一行の姿と、現地島民のチグハグとしたやり取り。
 このもどかしさが、レヴィ・ストロースの提唱した『異質な者』という観点を双方が持っている、という前提で話に奥行きを与えてくれます。

 そして、桃太郎の意外な正体。同じ『異質な存在』同士でのやり取りや、取り引き。この部分が実にリアリティある描写です。

 ただ、一箇所大きな《矛盾》があり、それはマイケル副船長の「惑星・星」に対する概念の有無です。中世の船員は、航海方法で海図コンパスと星の動きを最重要視していた事実がありますから、これはどう考えても不自然な箇所だと感じられます。他の職業ならともかく、「船員」が惑星や星に対して無知であったはずがないのです。

 全体的な完成度が高いだけに、この設定ミスに違和感を感じてしまいました。

 なお、桃太郎伝承の「鬼」の正体に関して、この物語に挙がった説というのは、一般的にはほとんど知られてないのですが、ちゃんと存在します。
 読んでみて、軽くからだが震える感動を覚えました!

 最後になりましたが、前半部分でマイケル副船長が《日本語の韻を踏んだ洒落》を披露する場面、よくよく考えてみると、あれは【後年、彼らが日本語を学習した為】だとも捉えることができるのです。素晴らしい!

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2014/06/12 22:12
コメント(1)

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