受賞

鬼燈を掲げ

第30回コンテスト

熟成芥

16分 (9,193文字)
準大賞

15 33

あらすじ

第30回コンテストで 準大賞頂きました 天平神護の世。 今より千余年昔の事である。 雪の降る晩であった。 一人の赤子が名もない山寺に捨てられた。 その赤子はボロ布に包まれ、石段の中頃に、ひっそりと

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目次 1エピソード

感想・レビュー 1

なんという素晴らしい世界観。表現、言葉の艶とでもいいましょうか。 その場面毎の匂いまで伝わってきそうで……文に酔うとはまさにこのこと。 どこまでも気高く美しい酒呑童子の歩みが訥々と描かれて、その世界
ネタバレあり
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