小説 ミステリー
無色の放課後、帰宅部員だらこそ出会える謎と瑞々しい青春の物語。
完結
中学校までは時間を無駄にした。
高校生活三年間という、青春を棒に振ってはならない。バットを振らなければ、ボールには当たらない。バッターボックスに立たなければ、ホームランは打てない。部活動をしなければ、青春を謳歌できない。バラ色とまではいかなくとも、高校生活を華やかに彩るのだ!
高校に入学したばかりの森山深緑は、そう意気込んでいたのだが、ナチュラルボーントラブルメーカーの先輩、水縞白亜と出会ってしまい、彼女の周りで起こる事件に巻き込まれていくのであった。
エブリスタ小説大賞2017 SKYHIGH文庫賞を受賞しました!
加筆修正をし、WEB版とはまた違う、『放課後の帰宅部探偵 学校のジンクスと六色の謎 』という別作品のようにレベルアップしたものが、4月10日(火)に発売されます!
どうぞよろしくお願いいたします。
今更ではございますが、賞を受賞し、多くの方に読んでもらう機会に恵まれましたので、今の筆力で読みやすくなるよう改稿いたしました。
もしよろしければ、お楽しみくださいませ!
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ネタバレ
読み終えたのでレビューを書かせていただきます。
私はミステリージャンルをあまり読まない&見ない人の感想なので、そこはご注意下さい。
◇感想◇
よくある殺人事件やらなんやらとは違い、高校生達に起きる日常ミステリー。
何気ないシーンに散りばめられた謎解きのキーが、上手く隠されてるなーと感じました。
例えば、第一話のミッションとかは目的はテストに見えて実は本を借りるということ。
ほーなるほど、と感心したり。
第五話のパレットでは友人・藤との日常会話が、後になって効いてくるとは思いませんでしたね。
それに、ミステリーの内容とは関係ないですが
主人公・森山くんと先輩・水縞さんの過去が中々ヘビーなことにもビックリしたり。
特に森山くんに関しては、物語始めの方の説明が軽めだったので驚愕ものでした。
《〆に》
初めにも言ったとおり、ミステリーものに関しては全くなので、どうしても薄っぺらい感想になってしまい申し訳ないです。
なので今回は何となく星の評価はオフにしてます。
何気ない日常が舞台になってるからでしょうか
ミステリーをあまり読まない方など、そのような人でも気軽に楽しめる作品になってると思います。
(私もその一人なので)
それではでは、
私の感想はこの辺りで終わりたいと思います。
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コメント:華麗なる加筆修正をし、4月10日(火)に『放課後の帰宅部探偵 学校のジンクスと六色の謎 』として発売されます!