安楽死推奨薬『とける』

溶けていく

浅果好宗

SF 完結
5分 (2,616文字)

4 27

あらすじ

安楽死が楽に出来るカプセル『とける』 それを巡る物語。

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感想・レビュー 6

衝撃的な作品。 だけど、近い未来ありえないとは限らない世界だと思いました。 死ぬことを簡単に選べる時代。 命の大切さなんて微塵もない世界。 生きているけど「生」が感じられない世界にゾッとしました。
ネタバレあり
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生き死にを個人の意志で決定できる世の中になった時代の物語です。 命が軽くなる、それはすなわち自分が簡単に命を落とすだけではなく、目の前で失われていく命に対してもそう感じてしまうのでしょう。 作品の
ネタバレあり
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レビュー書かせて頂きます。 冒頭から絶望と空虚感が漂い、しかも死があふれる世界が淡々と綴られます。悲しいままに終わるのかと思わせながら、ラストの切り返しが見事。 この先なんて分からない。その中で輝く
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公開日 2019/2/12