すごい暖かい小説を読めて感動でいっぱいです。きっかけがつかめなくて逝ってしまった母の幸せのレシピ。ものすごく優しい愛情いっぱいのレシピ。母から娘へと確実に受け継がれるそれは、読み手の私をも幸せの中に送

最後を読んで感じたのは、この話はまだ終わってないのではないかと言うこと。 もしかすると彼は・・・などと想像すると、果てない人類の生き残りをかけた壮大なドラマの序章のような気もします。 面白いストーリー

誰もが一度は読んだことのある有名な民話に押韻を加え、素晴らしい作品「笠地蔵」に作り変えた女郎花さんの非凡な才能に舌を巻きます。 暖かい気持ちにさせてくれる作品です。