魚は泳ぐ。青の中

超・妄想コンテスト第76回「優しい嘘／悲しい嘘」参加作品

虫の声

小さな友達と過ごした少女の物語。児童文学作品。

ライカ〈LEICA〉

冬の公園で彼女に出会う。ライカと共に。

長身長髪の男

雨の夜、乗ってきた客は長身長髪の男だった

俺とアイツの３時間

三つのめし

恋をしてしまった。私には十歳になる息子がいるというのに。

言葉にせずとも

あいつはいま、どうしているだろうか

お年玉でアレを買った！

私だけが君を見ていた

彼は私にとって太陽のような人だった。一途で切ない純愛ストーリー。

リザレクション

彼と区役所に婚姻届を出しに来た。それは死者復活の儀式だ。

アクリルの上で火花が散る

君に指を近づけると火花が散る。

夏が来た

それは死んでも教えない

――――私は、死んでからも働いている。

青い虚感

猫のスカイをひたすら愛でました。

花発いて風雨多し

お盆の出来事

明治の初め。小さな村の恐ろしい出来事で御座います。

君の秘密を見たんだ

「パンツ見せて」口から出たのはそんな台詞だった。

上昇気流

「終わった人」浅間は、孤独な少年との出会いで新たな人生の価値を見出すのだが・・・

衝動

彼女がいつか永遠の眠りにつく、その日まで。

転生保険

小説の冒頭には死体を転がすといいらしい。

8月14日のジャンクション

盆休みの地下鉄は、特別運行をする。

一緒に行こうよ。

ホームレス生活を送る博之と、５歳児大介の大冒険

あっちゃんの写真　～私だけの秘密のアルバム～

亡くなったあんちゃんの写真に残った言葉を、空に返します。