葵@nameko

1 では、お久しぶりに批評いかせていただきます! ストーリー、キャラクター、描写…でいきますね。 ①ストーリー ストーリーをラストへとまとめる力、確実に上がっていますね!自然且つ、まさかの展開で、しかも読後に色々と考えさせられる物語でした。 それだけに、勿体無い…!!が正直な感想です。肉付けをしたら、すごい良い作品になると思うのですが…! ②キャラクター これ、キャラクター描写頑張ったら田中さん的にはイメージ壊れますか? この作品、人物の外見描写が、全くないのです。今回風景描写が結構されているので、それだけにモノクロの景色のなかに人物だけ棒人間的なイメージが拭いきれません。 白人の女の子の可愛らしさが描かれていればラストに向けて主人公に感情移入しやすくなるように思います。 両親の外見が描かれていれば、シンディとの比較が可能になります。 両親と主人公の関係が描かれていれば、読後感が変わります。なんとなく家族の日常が、淡々と描かれていて前半が勿体無い。(両親に愛されているように描かれていれば、尚ラストがショックに。個人的には父親に頭を撫でられたいです。暖かくて大きな手。そしてかつて、自分の首を絞めた手…。父親が主人公と距離をとっていれば、それも父親の心情を掘り下げる効果が。) あと主人公の外見もラストにはあっても良いのでは?明らかに両親と人種が違っていたらもっと以前に実の親でないと気付くだろうし…と、スッキリしない疑問が残りました。 キャラクターを描くことで、深みを出せる作品じゃないかと個人的には思ったりしました。 続きます
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③描写 情報が小出しで、ページを進めるたびに新情報が…。「説明」をしないで「描写」のみで描ききる試みなのかと思いますが、もう少し親切に描写すると世界に入りやすいのかな、と思いました。特に気になった三点を挙げさせて頂きます。 まず最初にずっと疑問だったのが、主人公が女の子を「ゴースト」「残像」と断定する理由。 まさかのラストページで「女の子に触れない」事実が判明し、ある意味、作中で一番ショッキングでした(笑)ラストの衝撃が薄れちゃう!もっと前に書いても良い情報かと思います。 あと「霧」「ガス」が物語で一番重要なアイテムなのかと思います。霧が出ているときに女の子が現れるのかな?と漠然と想像す

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