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供花の終点
童子
2013/5/22 19:26
レビューサークルから失礼します。ひとまず読ませて頂きましたので、僭越ながらレビュー致します。 まず始めに言っておきますが、『ホラー・オカルト』のジャンルに関しては自分は素人です。申し訳御座いません。 最初に敵の存在について触れさせて頂くと、「確かにホラーだな」とその設定に納得しました。説明も分かりやすかったですし、設定や世界観は特に興味深かったですね。 次に戦闘描写に関してですが、動きに関しては良く伝わりました。ただ個人的には、『銃』に対する情報が伝わって来ないなと、読んでいて感じました。 軍事モノやミリタリー作品と言うわけでも無いので、事細かな描写(挿弾子(クリップ)・据銃(きょじゅう)など)は要らないとは思いますが、より読者にイメージさせるのに簡単な銃器関連の語句(銃弾・弾倉・引き金・照準・装填・薬莢・射線など)を使用しても良いとは感じました。 個人的に『銃声』の描写に関しては、もう少し欲しかったところです。 25pの『何かが破裂する音』――これだけでは最初に読んだ時に銃声のイメージが沸きませんでした。 更に言えば、作品に登場する銃器は察するに火薬を使用したモノでしょうが、「その反動は無いのかな?」とも疑問を覚えました。 最後に情景描写・怖い要素に関して。 場面設定や背景は読んでいてとても分かりやすく、鮮明に思い浮かびました。 読者に恐怖心を抱かせるには、鮮明にその光景を思い浮かばせる描写が必要不可欠だと感じます。 ただその情景が鮮明に思い浮かぶのですが、個人的にはあまり『怖い』とは感じませんでした。たぶんこの辺りは個人の感性に依る部分もあるのかと(汗) 登場人物の視点から物語が進行しますが、その描写がどこか他人事のように感じてしまい、登場人物の恐怖があまり伝わっては来ませんでしたね。 やはり登場人物達がどこか落ち着き過ぎていると言うか、冷静過ぎて、混乱や恐怖などの『負の感情』があまり感じることが出来なかったのが先の理由です。 一人称の作品――『ホラー・オカルト』であるならば、登場人物の感情を読者にそのままダイレクトに伝えるのが、『怖さ』を演出する為に必要なのでは無いかと感じます。 あくまで素人目線ですが、少しでも参考になりましたら幸いです。 これからも執筆頑張ってくださいね。 それでは失礼しました。
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ひなこ
2013/5/23 6:59
レビュー有難うございます(*´ `) 銃についての描写が無い、確かにその通りです…!銃器に疎い故に間違った情報を書いてしまうのではないか、と避けていたのですが、無い方が不自然ですね。きちんと調べようと思います。 また、恐怖の描写について。え、と……つまり「わああ!」と叫んだり、「怖い」「何!? 何今の!?」と地の文でそのまま描写することが望ましいということでしょうか…?陳腐なものにならないかと心配です。 わたしもホラーを書くのは初めてなので手探り状態です。こうして丁寧に、客観的な意見を頂けると本当に助かります(●´`●)*
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童子
2013/5/23 7:32
なるほどそうでしたか(´∇`) 恐怖や不安などの主観的表現を、比喩などを交えて書いてみても良いかもしれないですね。 自分だったら、みたいのをあげさせて頂きます。多分、文章の好みや傾向があるでしょうが、あくまで参考までに(汗) *** 理由のない不安が、ひやりと背中を撫でる 寒気が止まらない。体が警告し、本能が叫んでいる 死の恐怖が凍るような冷たさとなって全身を駆け巡った かつて無いほど肉薄した死の恐怖は、未だに背に張り付き容易に去ろうとはしない 息が詰まり、背筋に極低温の旋律が駆け巡るのを感じ ただただ恐怖で満たされ、祈りの言葉すら浮かんでこない 不安と恐怖に苛まれ 現実的な恐怖と絶望が背
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